サステナビリティマネジメント

LINEヤフーグループは、企業活動を通じて社会課題に向き合い、持続可能な社会の実現と企業成長の両立を目指しています。
事業戦略および価値創造にとって重要なサステナビリティ関連のリスクおよび機会を6つのマテリアリティとして整理しています。これらを継続的に把握し、指標・目標および取り組みに反映することで、潜在的なリスクへの対応と、新たな成長機会の創出の両面で取り組みを推進しています。

サステナビリティ基本方針

LINEヤフーグループは、「WOW Our Users!」をミッションとしています。私たちは事業を通じて社会にポジティブなインパクトをもたらすと共に、地球環境や人権などを含めた社会課題に向き合い、未来世代に責任を持ったサステナビリティ経営を推進していきます。

推進にあたって、以下のサステナビリティ基本方針と6つのマテリアリティを定めています。

  1. サステナビリティを社会、事業の両軸で捉え推進する
  2. グループ各社の特性を活かしながら、一丸となってサステナビリティに取り組む
  3. 前例に捉われずにチャレンジし、イノベーションを継続的に生む努力をする

サステナビリティ推進体制

LINEヤフーは、グループ会社横断でサステナビリティを巡る諸課題への取り組みを推進するべく、取締役会がマテリアリティの監督に責任を負い、その適切な評価および管理を行うため、執行機関として代表取締役社長が委員長を務めるサステナビリティ委員会を設置しています。サステナビリティ委員会はリスクマネジメント委員会と連携を図りながら、マテリアリティの特定、対応状況、および指標・目標の進捗状況について、年に3回程度取締役会へ取締役会へ付議し、報告等をしています。これにより取締役会が実効性のある監督を行う体制を構築しています。
なお、取締役会による監督と執行体制との関係については、その全体像をコーポレート・ガバナンス体制図に示しています。

サステナビリティ推進体制図。サステナビリティ委員会は、代表取締役社長が委員長を務めており、連なる組織として「環境分科会」および「人権分科会」を設置。取締役会がサステナビリティ委員会から重要事項の付議・報告を随時うけるとともに、リスクマネジメント委員会からも全社リスクの報告を受ける。取締役会は、付議された重要事項の審議・決議を行うことを通じて、サステナビリティに関するリスクおよび対応状況を監督。

各組織体の役割等

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組織体 役割 構成 開催頻度 主な議題
サステナビリティ委員会 当社グループのマテリアリティの管理、および方針・戦略策定を行う執行機関 [委員長]代表取締役社長
[委員]
  • 取締役CFO(最高財務責任者)
  • 上級執行役員(ガバナンスドメインリード)
  • 執行役員(サステナビリティ推進CBUリード)
  • 人事総務CBUリード
  • 独立社外取締役
原則年4回
  • サステナビリティ関連のリスクおよび機会の識別・評価結果の審議
  • マテリアリティ、方針および戦略の承認
  • 各分科会からの報告
環境分科会 当社グループの環境関連のリスクおよび機会の評価、および施策の検討および推進等 [委員長] 執行役員(サステナビリティ推進CBUリード)
[委員] グループ会社環境責任者
原則年3回
  • 各社の活動報告
  • 各社の環境データの集計報告および展望・施策の共有
人権分科会 当社グループの人権関連のリスクおよび機会の評価、および方針・施策の検討・推進等 [委員長] 人事総務CBUリード
[副委員長] 執行役員(サステナビリティ推進CBUリード)
原則年2回
  • 各社の活動報告
  • 人権アンケートの実施報告
リスクマネジメント委員会 当社グループの重要なリスクの把握とリスクマネジメントに関わる方針決定 [委員長] 代表取締役社長
[委員]
  • 取締役(社外取締役を除く)
  • リスクマネジメント最高責任者が指名したもの
  • 執行役員(リスクマネジメント担当)
原則年3回
  • トップリスクの特定
  • リスクオーナーによるリスクマネジメントに関する報告

LINEヤフーは、取締役会がマテリアリティに対応する戦略を適切に監督するため、2026年度より「環境や社会等のサステナビリティに関する専門性・経験」をサステナビリティスキルと定義し、取締役会の構成において当該知見を確保しています。当該スキルは、気候関連・人権等のサステナビリティを巡る外部環境の変化やリスクおよび機会を把握する上での前提となるものであり、取締役会は当該スキルを含む多様な専門性を備えた体制のもと、サステナビリティ委員会等を通じて提供される情報を踏まえ、重要事項の審議・決定を行っています。

また、サステナビリティを巡る最新の動向やグループへの影響を的確に把握し続けるため、各取締役の役割に応じた必要な情報を継続的に取得し、知見を深める機会を設けています。2025年度においては、社外取締役に対し、取り巻くAI動向については社内にて説明を行うとともに、サステナビリティに関する法規制の最新動向については外部の専門機関等による講義を実施しました。加えて、サステナビリティ委員会においても外部有識者を招聘し、中長期的なサステナビリティトレンドや経営環境の変化に関する最新の情報を定期的に取得する体制を設けています。こうした専門性や役割に特化した取り組みを通じて継続的なスキルの開発を図り、取締役会全体としての監督の実効性を向上させています。

取締役会は、サステナビリティ委員会において策定されるマテリアリティの指標・目標について報告を受け、その妥当性を審議・承認することで目標設定を監督しています。加えて、設定した目標に対する進捗状況を定期的にモニタリングしており、 その実効性を高めるため、役員報酬(現金賞与)の決定指標として、±5%の範囲で「サステナビリティ評価」を組み込んでいます。サステナビリティ評価においては、ミッションおよび中長期的な企業価値向上の実現に向け、マテリアリティの指標における実績に加え、目標に対する進捗度や取り組みの質、社会的なインパクト等を加味して総合的に評価しています。これらの評価指標(±5%)は、独立社外取締役が過半数を占める指名報酬委員会にて審議・決定されています。報酬ポリシーの詳細は下記コーポレートガバナンスページをご参照ください。

関連リンク
コーポレートガバナンス

リスク管理

LINEヤフーは、リスクマネジメント委員会および配下のリスクマネジメント統括組織によって ERM (全社的リスクマネジメント)体制を構築しています。ERM体制では、包括的にLINEヤフーグループにおける経営および事業に関わるリスクを的確に把握し対応するための全社横断的なリスク管理体制を整備しています。サステナビリティ関連のリスクおよび機会についても ERM 体制によってグループ会社から収集しています。

関連リンク
ERM(全社的リスクマネジメント)

LINEヤフーグループのマテリアリティ

マテリアリティの考え方

LINEヤフーは、「WOW Our Users!」というミッションのもと、ユーザーの日常に寄り添い、社会をより良くする存在でありたいと考えています。近年、生成AIをはじめとする技術革新の加速や気候変動、情報セキュリティへの懸念など、社会・事業環境は急激に変化しています。こうした中長期的な社会の動向に対し、単に適応するだけでなく、自らがその変革をリードしていく必要があると認識しています。
このミッションを実現するうえで、メディア、コマース、決済金融関連サービスなど、生活の多様な場面に深く関わるサービスを通じた「多様なユーザー接点」という当社の強みを活かし、社会が抱える課題とLINEヤフーが直面する経営上の課題を新たな価値創出の機会と捉えて取り組んでいきます。
これらの方針のもとリスクの低減と新たな機会の創出を通じて持続可能な社会と企業の成長の両立を目指す枠組みとして、「マテリアリティ」を定めています。

マテリアリティ策定プロセス

LINEヤフーは、社会課題への的確な対応と企業価値の持続的向上を両立するため、社会からの要請やERMに基づくリスク・機会分析を踏まえ、グループ全体のサステナビリティに関する課題を体系的に抽出・特定しています。その際、社会・環境が企業にもたらす影響と、企業活動が社会・環境に与える影響という双方向の視点を、短・中・長期の時間軸も含めて捉え、優先課題を明確化しています。

評価プロセスでは、役員・事業責任者・グループ会社に加え、顧客・取引先・社員など多様なステークホルダーからの意見やアンケート、デスクトップ調査、政府関係者やESG専門家など外部有識者による助言を取り入れ、多角的な検証を実施しています。また、GRIやSASBをはじめとする国際的な開示ガイドラインを参照し、課題特定から情報開示に至るまでの客観性と透明性を確保しています。特定されたマテリアリティは、サステナビリティ委員会での審議と取締役会の承認・監督を経て、経営に組み込まれ、社会・事業環境の変化を踏まえて定期的に見直しを行っています。

Step1
課題の特定

  • GRIやSASB等のガイドライン、ESG指数の評価項目、LINEヤフーグループのERM分析、規制動向・社会環境の変化の調査等を踏まえたロングリストの作成
  • 事業との関連性を考慮したショートリストの作成

Step2
課題の評価

  • 課題に紐づく社会・環境へのインパクトとグループのリスク・機会を定義
  • 社外・社内の重要なステークホルダーへのアンケート・ヒアリングおよびデスクトップ調査の実施
  • 「ステークホルダーにとっての重要性」と「LINEヤフーグループにとっての重要性」の2軸で課題を評価
    • 「ステークホルダーにとっての重要性」は、事業活動が社会・環境にもたらすインパクトを、影響規模・影響範囲で評価
    • 「LINEヤフーグループにとっての重要性」は、リスク・機会による財務的影響を、事業への影響規模・発生可能性・事業範囲で評価

Step3
マテリアリティの特定

  • 評価結果を踏まえマテリアリティマップを作成
  • 政府関係者やESG専門家といった外部有識者との対話を通じて妥当性を多角的に検証
  • 経営層との議論を経てマテリアリティ最終案の策定

Step4
承認

  • サステナビリティ委員会および取締役会での審議・決議
  • LINEヤフーグループのマテリアリティを公開

※ サステナビリティ関連のリスクおよび機会に関する詳細な評価プロセスについては、「有価証券報告書」をご覧ください。

マテリアリティマップ

マテリアリティマップの作成にあたっては、リスクと機会の重要度に応じて企業価値への影響度を定量・定性の両面から評価しています。抽出した課題を、「ステークホルダーにとっての重要性」と「LINEヤフーグループにとっての重要性」の2つの評価軸でマッピングしました。

LINEヤフーグループのマテリアリティマップ。 縦軸はステークホルダーにとっての重要性、横軸はLINEヤフーグループにとっての重要性を示し、双方にとって極めて重要な課題を右上に配置。各課題はマテリアリティごとに色分けして表示。重要性の高い項目として「セキュリティガバナンスの強化とプライバシー保護」「AI倫理・ガバナンスの確立」「データの利活用」「顧客体験の創出と顧客満足度の向上」などを抽出。

マテリアリティの特定

マテリアリティマップにおける課題を、LINEヤフーグループの強みや多様な事業領域との関連性、社会・事業環境の変化を踏まえた視点から整理・グルーピングを行いました。その後、取締役会の承認を経て、LINEヤフーグループとして「6つのマテリアリティ」を特定しました。

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特定マテリアリティ 説明 課題 ステークホルダー
データ/AIを活用した感動の提供 生成AIやデータといった情報技術の活用によって、利用者一人ひとりに最適化されたサービスと質の高い顧客体験を実現することで、人々の生活や社会を豊かにするライフプラットフォームの提供を目指す
  • データの利活用
  • AIの利活用
  • 顧客体験の創出と顧客満足度の向上
  • FinTechサービスの推進

お客様

お取引先

政府・自治体

社員

地域社会

株主・投資家

安全・安心なデジタルプラットフォームの運営 セキュリティ・プライバシー・公正性を備えた安全・安心なデジタルプラットフォームの構築と運営に取り組み、誰もが日常的に安心して利用できる、情報の信頼性・安全性・公正性が担保されたデジタル環境の構築を目指す
  • セキュリティガバナンスの強化とプライバシー保護
  • AI倫理・ガバナンスの確立
  • 信頼性のあるライフインフラの提供
  • インターネット広告における健全性の確保
  • 違法有害情報対策
  • アクセシビリティの確保
  • 信頼される情報空間の実現と表現の自由の尊重
災害およびデジタル格差への対応 官民の多様な関係者と連携した災害時対応やITリテラシー教育を通じたデジタル格差の解消に取り組むことで、誰もが、いつ何時もデジタル技術を通じて情報とサービスにアクセスできる包摂的社会の実現に貢献する
  • 防災・減災・被災地支援およびパンデミック対策
  • デジタルデバイドの解消およびリテラシー教育
  • デジタル化による生活利便性の向上
  • 地域社会づくり
持続的成長を支えるガバナンス体制の構築 実効性と透明性を兼ね備えたガバナンス体制の構築に取り組み、コンプライアンス・リスクマネジメントの徹底により、事業の継続的な成長と社会からの信頼に支えられる企業基盤の構築を目指す
  • リスクマネジメントの徹底
  • 人権の尊重
  • 適正なコーポレートガバナンスの維持と実効性確保
  • コンプライアンスの徹底および腐敗防止
  • サプライチェーンマネジメントの強化
  • 財務基盤の確保
  • 公正な競争環境の維持
  • 知的財産の尊重と保護
人的資本価値の最大化 人材強化とカルチャー醸成を通じて、社員一人ひとりが自らの可能性を発揮しながら挑戦し続けられる成長の土台を整備し、多様性への理解と尊重を基盤とした環境を築くことで、人と組織の成長とパフォーマンスの最大化による人的資本価値の向上を目指す
  • 人材強化
  • 企業カルチャー醸成
  • 人権の尊重
  • ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進
未来世代に向けた地球環境への責任 再生可能エネルギーの導入や次世代データセンターの建設、環境負荷低減プロダクトの提供により、事業・サービスを通じた気候変動対応や自然資本の保全、資源循環の推進に取り組み、未来世代が安心して暮らせる健全な地球環境の継承に貢献する
  • 気候変動対応と自然資本保全
  • サプライチェーンマネジメントの強化
  • 循環型社会の実現
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マテリアリティへのアプローチ

マテリアリティへの取り組みを通じてLINEヤフーのミッションである「WOW Our Users!」を実現するために、リスクと機会を特定し、指標と目標を設定の上、定量・定性の両面から取り組みの進捗を継続的にモニタリングしています。指標と目標の設定にあたっては項目に応じてLINEヤフーグループ、LINEヤフー単体それぞれを対象範囲とし、また目標の達成年度も取り組みの状況に応じて項目ごとに設定しています。

また、リスクおよび機会の影響が生じると合理的に見込み得る時間軸を以下の通り特定しています。時間軸の定義設定においては、ERMが設定している発生可能性(どのくらいの可能性/頻度で顕在化するか)の定義との整合性を考慮しており、全社的な意思決定とマテリアリティに関する戦略との一体的な運用につなげています。

〈時間軸の定義〉
短期:1年
中期:3年
長期:5~10年

データ/AIを活用した感動の提供

生成AIやデータといった情報技術の活用によって、利用者一人ひとりに最適化されたサービスと質の高い顧客体験を実現することで、人々の生活や社会を豊かにするライフプラットフォームの提供を目指す

課題

  • データの利活用
  • AIの利活用
  • 顧客体験の創出と顧客満足度の向上
  • FinTechサービスの推進
リスク

データ/AIを活用した新サービスの開発遅延・品質不備や既存サービスの改善不足による、企業としての競争力・顧客満足度の維持向上が損なわれることに起因したユーザーの離反

短~中期

機会

データ/AIを活用した新サービスの創出や既存サービスの高度化による、企業としての競争力・顧客満足度の維持向上に起因したユーザー獲得

短~中期

指標 目標 2024年度実績 2025年度実績
LINE MAU/人口比率 ※1 ※2 75%以上 79.4% 81.3%
Yahoo! JAPAN DUB ※3 1.1億以上 1.08億 1.07億

※1 当社グループが作成した利用ユーザー数を表すための指標
※2 有効アカウントで各月中にLINEを起動したユーザー数÷全人口で算出(日本国内)
※3 Yahoo! JAPANサービスを閲覧するために利用されたブラウザー数。スマートフォンにおいてブラウザーとアプリの両方を通じて閲覧した場合は重複カウント

取り組み

「LINE AIトークサジェスト」や「Yahoo! JAPANアプリ AIアシスタント機能」等の新たな機能提供を行い、ユーザーにAIを活用した価値や体験を継続的に提供しています。
2026年度は、変化し続けるユーザーニーズに即応するため、最新技術の動向を反映した新サービスの提供や改善サイクルを強化します。ユーザーやクライアントの意図を推測し、文脈に応じた提案や自律的な支援・代行を行う「AIのエージェント化」を推進することで、さらなる利便性向上を目指します 。

主な取り組み実績

「LINE AI」「LINE AIトークサジェスト」

「AIアシスタント」機能と連携

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安全・安心なデジタルプラットフォームの運営

セキュリティ・プライバシー・公正性を備えた安全・安心なデジタルプラットフォームの構築と運営に取り組み、誰もが日常的に安心して利用できる、情報の信頼性・安全性・公正性が担保されたデジタル環境の構築を目指す

課題

  • セキュリティガバナンスの強化とプライバシー保護
  • AI倫理・ガバナンスの確立
  • 信頼性のあるライフインフラの提供
  • インターネット広告における健全性の確保
  • 違法有害情報対策
  • アクセシビリティの確保
  • 信頼される情報空間の実現と表現の自由の尊重
リスク

ライフインフラの提供者として対応すべきセキュリティガバナンス・AI倫理・透明性の確保等への対応不足による社会的信頼の低下、およびインシデントや障害発生時にかかる事業運営コストの増加や社会的信頼の低下

短~長期

機会

セキュリティガバナンス・AI倫理・透明性の確保等、ライフインフラの提供者としての社会的責任を果たすことにより得られる信頼獲得に伴うブランド価値向上、競争優位性の確立、収益基盤の安定化

短~長期

指標 目標 2024年度実績 2025年度実績
重大セキュリティインシデント件数 ※1 0件 1件 0件

※1 LINEヤフーにおける、当局からの報告徴収や指導を受けた重大性の高い案件

取り組み

国際基準を踏まえた包括的なサイバーセキュリティ対策やユーザーデータの保護・管理体制の整備等を実施したほか、AI倫理基本方針に基づき、方針の実効性や社内運用ルールの整備を進め、適正なAI活用体制を構築しています。
2026年度は、AI活用や広告運用における倫理・透明性を一層高めるとともに、グループ会社を対象としたランサムウェア対策や、委託先を含めた包括的なリスク管理を徹底します。

主な取り組み実績

関連する取り組み
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委託先リスク評価とモニタリング体制の整備
広告サービス品質向上のための取り組み
違法有害情報への対策
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災害およびデジタル格差への対応

官民の多様な関係者と連携した災害時対応やITリテラシー教育を通じたデジタル格差の解消に取り組むことで、誰もが、いつ何時もデジタル技術を通じて情報とサービスにアクセスできる包摂的社会の実現に貢献する

課題

  • 防災・減災・被災地支援およびパンデミック対策
  • デジタルデバイドの解消およびリテラシー教育
  • デジタル化による生活利便性の向上
  • 地域社会づくり
リスク

防災・災害・パンデミック発生時の対策、公共サービスの高度化、情報リテラシーの向上、地域活性化等社会全体の持続可能性に資する課題解決への貢献が十分でないことによる、社会的評価の低下

中~長期

機会

防災・災害・パンデミック対策の支援を通じて生まれる新サービスでの新規顧客の開拓や、公共サービスの高度化、情報リテラシーの向上、地域活性化等社会全体の持続可能性に資する課題解決への貢献による社会的評価の向上

中~長期

指標 目標 2024年度実績 2025年度実績
自治体との災害協定による人口カバー率 ※1 ※2 95%以上 98.6% 98.5%
LINE公式アカウント開設自治体数 ※3 2030年までに1,788 1,522 1,582

※1 LINEヤフーと協定を締結している市区町村単位の自治体の人口÷全人口で算出
※2 今年度から人口の計算に令和7年度の住民基本台帳を使用。前年度までは平成31年度の住民基本台帳であったため、災害協定自治体数は増加したが人口カバー率は低下
※3 地方公共団体プランでLINE公式アカウントを開設・運営している自治体数

取り組み

自治体との連携を通じた平時・災害時の確実な情報伝達や、災害時に活用できるLINE公式アカウントの事例集公開等を継続して実施し、自治体との災害協定による人口カバー率の維持およびLINE公式アカウント開設自治体数の拡大に貢献しています。
2026年度は、世代間・地域間の情報格差を解消するため、平時・災害時を問わず必要な情報を届ける自治体連携モデルの構築の検討や、コミュニティ形成に向けたデジタル技術活用のサポートを推進します。

主な取り組み実績

能登半島地震特集

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自治体におけるLINE 公式アカウント活用事例集pdf

持続的成長を支えるガバナンス体制の構築

実効性と透明性を兼ね備えたガバナンス体制の構築に取り組み、コンプライアンス・リスクマネジメントの徹底により、事業の継続的な成長と社会からの信頼に支えられる企業基盤の構築を目指す

課題

  • リスクマネジメントの徹底
  • 人権の尊重
  • 適正なコーポレートガバナンスの維持と実効性確保
  • コンプライアンスの徹底および腐敗防止
  • サプライチェーンマネジメントの強化
  • 財務基盤の確保
  • 公正な競争環境の維持
  • 知的財産の尊重と保護
リスク

実効性あるガバナンス体制を十分に構築できていないことによるリスクマネジメント・コンプライアンス・財務基盤確保・人権尊重への対応不足、ひいては事業継続性の毀損や社会的信頼・評価の低下

中~長期

機会

実効性ある強固なガバナンス体制を構築し、リスク対応力や高いコンプライアンス・人権尊重の意識を確保することによる事業継続性・財務安定性の向上、競争優位性の確立、新たな取引・資金調達機会の拡大および顧客・投資家・規制当局からの信頼獲得を通じた企業価値の向上

中~長期

指標 目標 2024年度実績 2025年度実績
取締役会の実効性評価状況(年1回実施)での評価結果 ※1 「実効性を確保している」評価の取得 実効性を確保している 実効性を確保している
コンプライアンスe-ラーニングの受講率 ※2 90%以上 98% 95%

※1 LINEヤフー取締役へのインタビューやアンケートを通じた調査・分析を行い、実効性確保の有無を取締役会で評価
※2 LINEヤフーおよびLINEヤフーに対して研修業務を委託している子会社等に対する年間の研修実績データ(研修テーマ、研修対象者数、受講者数など)をもとに集計した数値

取り組み

適正な経営体制の維持に向け、全取締役へのアンケート等を用いた多角的な手法による取締役会の実効性評価や、全従業員向けコンプライアンスe-ラーニングの実施を通じ、取締役会の実効性の確保と年度の取組課題の特定・公表、およびコンプライアンス意識の浸透を推進しています。
2026年度においても、取締役会実効性評価で特定された課題に対する次年度アクションプランを策定・実行し、次の評価・改善へ繋げるPDCAサイクルにより、ガバナンスの運用を継続的に改善します。また、事業環境の変化や直面するリスク動向を反映した重点テーマの研修を徹底し、組織的なコンプライアンス体制を一層強化します。

主な取り組み実績

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人権デュー・ディリジェンス
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人的資本価値の最大化

人材強化とカルチャー醸成を通じて、社員一人ひとりが自らの可能性を発揮しながら挑戦し続けられる成長の土台を整備し、多様性への理解と尊重を基盤とした環境を築くことで、人と組織の成長とパフォーマンスの最大化による人的資本価値の向上を目指す

課題

  • 人材強化
  • 企業カルチャー醸成
  • 人権の尊重
  • ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの推進
リスク

多様な視点や価値観を持つ人材の確保・育成不足や、AI技術の進展に伴い、保有する人材のスキルと事業戦略との間に生じるミスマッチにより、人材の活躍・成果および生産性の低下、新規サービス・プロダクト開発の遅延等の事業運営への悪影響

短~長期

機会

多様性の理解と尊重の推進や全社員のAI人材化に向けた学習機会の提供を通じて、多様な視点や価値観を持つ人材の活躍を促進するとともに、AIスキルの獲得と定着を図ることで、組織全体の専門性と変革対応力を高め、AI技術の急速な進展に適応した業務変革を推進し、生産性の向上や新規サービス・プロダクト創出等を通じた事業成長の加速

短~長期

指標 目標 2024年度実績 2025年度実績
エンゲージメント調査「成長支援」「環境づくり」「カルチャー醸成」関連項目集計値の変化 ※1 前年度比で維持・向上する (当社単体)
維持・向上は見られず※2
(当社グループ)
維持・向上は見られず※2
女性管理職比率 ※3 2030年までに従業員男女比率と同等 19% ※4 19% ※4

※1 エンゲージメント調査における「成長支援」「環境づくり」「カルチャー醸成」の各項目の集計値の変化幅を、向上/維持/維持・向上は見られずの三段階で評価し、グループ全体として前年比で維持・向上が見られたかをモニタリング
※2 2025年度より対象範囲をLINEヤフー単体からグループに変更しているため、2025年度の実績値は2024年度の実績値と単純比較できません。
※3 LINEヤフー単体の当該年度の3月末時点の数字。管理職=ディビジョンリード、ユニットリード、SBU/CBUリード、ドメインリード
※4 2025年度より算出定義を一部変更しているため、2025年度の実績値は2024年度の実績値と単純比較できません。

取り組み

生産性の向上とイノベーション創出を目的とした生成AI活用の義務化や、柔軟な働き方とコミュニケーションの質を両立させるハイブリッドワークの推進、ならびに全社会議を通じた経営と社員の双方向の対話による施策の共有を推進しています。
2026年度は、経営戦略の中核である「全サービスのAIエージェント化」等を実現するため、進化し続けるAI技術を戦略的に取り込み、全社員の継続的な成長に向けたツール提供と学習機会を強化します。業務効率化により人的資源をより高度で創造的な領域へ再配置して当社グループのさらなる成長とイノベーションを創出するとともに、多様な人材が能力を最大限に発揮できる企業文化のアップデートを実行します。

主な取り組み実績

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未来世代に向けた地球環境への責任

再生可能エネルギーの導入や次世代データセンターの建設、環境負荷低減プロダクトの提供により、事業・サービスを通じた気候変動対応や自然資本の保全、資源循環の推進に取り組み、未来世代が安心して暮らせる健全な地球環境の継承に貢献する

課題

  • 気候変動対応と自然資本保全
  • サプライチェーンマネジメントの強化
  • 循環型社会の実現

気候関連※1

リスク

移行リスク:

  • 炭素税や排出量取引によるコスト増加、および電力とエネルギー需要の増加

  • 顧客の行動変化に伴う影響

物理的リスク:

  • 異常気象の激甚化による影響

短~中期※2

機会

  • 技術革新や環境配慮の進展

  • ライフスタイルや行動変容に対応したサービスの提供

  • 長期※2

  • 短〜中期※2

気候関連以外

リスク

水資源保全や廃棄物削減等の対応を十分に実施しないことによる、社会的信頼の低下とそれに伴う競争力の低下および追加コストの発生や事業停止リスク

中~長期

機会

リユース事業等の資源循環型サービスの創出による新たな事業機会の獲得や、水資源保全による企業レピュテーションの向上および水リスク回避による事業継続性の確保

中~長期

※1 気候関連のリスク・機会の詳細は、 法令遵守と国際的責任の遂行 をご参照ください。
※2 気候関連のリスクおよび機会の影響が生じると合理的に見込み得る時間軸について、「短期」、「中期」および「長期」をそれぞれ以下のように定義しています。
〈時間軸の定義〉
短期:~2030年(GHG関連投資計画、カーボンニュートラル目標)
中期:~2035年(日本政府NDC目標)
長期:~2050年(ネットゼロ目標)

指標 目標 2024年度実績 2025年度実績
温室効果ガス排出量(スコープ1、2およびスコープ3) ※1※2

スコープ1および2
2025年度までに実質ゼロ
(LINEヤフー単体)

8,400
(mtCO2e)

0

スコープ1および2
2030年度までに実質ゼロ
(LINEヤフーグループ)

19,689
(mtCO2e)

10,583

スコープ1、2およびスコープ3
2050年度までに実質ゼロ

4,004,124
(mtCO2e)
3,066,970

水使用量(売上収益 100万円あたり)

2030年度までに10%削減
(2022年度比)

0.312 ※3
(m3/百万円)

0.286

※1 スコープ1:自社が直接排出する温室効果ガス排出量(燃料の燃焼など) スコープ2:自社が間接排出する温室効果ガス排出量(他社供給の電気利用など) スコープ3:原材料仕入れや販売後に排出される温室効果ガス排出量
※2 スコープ1:J-クレジットを活用したオフセットを実施 スコープ2:再生可能エネルギーの調達が困難な海外の拠点における排出に対して近隣国の再生可能エネルギー証書を反映。実績は純量ベースであり、スコープ2はマーケット基準に基づいています。
※3 一部データセンターの水使用量等(2024年度分)について、集計上の誤りが発覚したため修正しました。(2026年1月)

取り組み

気候変動への対応としてデータセンターにおける省エネ設備の導入等を推進し、実質再生可能エネルギー100%化による「2025カーボンニュートラル宣言」の目標を達成しました。また、自然資本の保全として水資源流域での水源涵養を目的とした森林整備協定の締結を実施しました。
2026年度は、事業に伴う環境負荷の低減に向け、継続した脱炭素への取り組みに加え、データセンター流域における本格的な水源涵養の開始や、各サービスを通じた資源使用の効率化と廃棄物削減の取り組みを推進してまいります。

主な取り組み実績

  • 脱炭素の取り組み: PPAによる再生可能エネルギー導入やカーボンクレジット施策を通じ、カーボンニュートラルとネットゼロの達成を加速させています。

  • データセンターの水資源保全: 水使用の効率化や水リスク分析による優先対策地域の特定など、事業が水資源に与える影響の最小化に努めています。

  • 水源涵養の取り組み: データセンター流域の森林組合と協定を結び、10年間の森林整備を通じて施設での水使用量を上回る水源涵養を目指しています。

  • TCFD/TNFD提言に基づく開示: 国際的なフレームワークに則り、環境リスク・機会の分析と情報開示を積極的に実施しています。

森林整備に関する協定を締結

初のバーチャルPPAを締結

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