カルチャー醸成・モニタリング

〜バリューを通じたカルチャー醸成〜

LINEヤフーグループのバリューを共有することで、独自のカルチャー創出につなげ、ミッションの実現に寄与することを目指します。さらに、社員がパフォーマンスを発揮できるよう各指標のモニタリングを行っていきます。

<LINEヤフーグループの人材戦略全体図>
人材戦略全体の説明についてはこちら

人材戦略図 上から順に1つ目 Mission :「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。Aim(目指す姿):圧倒的なプロダクトドリブン 2つ目 人材戦略  人と組織の成長とパフォーマンス最大化により、グループの人的資本価値を向上する 人材戦略は主に2つ「人材強化」と「カルチャー醸成」とモニタリングに大別。 「人材強化」の下に2つ「成長支援」「環境づくり」が紐付き 「成長支援」の下に2つ「社員の成長支援・促進」「優秀人材の採用と活躍支援」が紐付きます 一方「環境づくり」の下には3つ「多様性の理解と尊重」「自律的な働き方の促進」「働くWell-beingの向上」が紐付きます 「カルチャー醸成」の下には2つ「経営と社員のコミュニケーション促進」「エンゲージメント向上」が紐付きます

バリューの共有

LINEヤフーバリュー

LINEヤフーには、これまでのキャリアや経験、職種や得意領域、年齢や性別、母国語もさまざまな、多様な社員が集まり、共に働いています。多様性を活かしながら、共に同じゴールをめざしてパフォーマンスを発揮していくために、LINEヤフーのミッションを実現するための働き方を「LINEヤフーバリュー」として定義し、社内で共有されています。

関連リンク

カルチャー融合の機会創出

交流促進

実際に業務を行う場以外での社員間の交流は、多様な社員が集う職場において相互理解とカルチャー融合を促進するために不可欠な要素です。

  • 懇親会:
    業務関係者同士のコミュニケーション機会をサポートするため、社内懇親会費補助制度を設けています。業務組織やプロジェクトにおいて、「お互いを知る」「一体感を高める」「互いを労う」「新たな門出を祝う」といった目的で開催される社内業務関係者間の懇親会の場合、社員一人あたり毎月一定額の補助を得ることができます。オフライン懇親会、オンライン懇親会に関わらず利用できることから、歓迎会やキックオフ、達成会やプロジェクトの打ち上げなどに活用されています。
  • サークル活動:
    社内の人脈・ネットワークを広げることで社員のコミュニケーションを活性化し、業務が円滑に進むことを手助けすることを目的にサークル活動も奨励しています。複数の部門から参加する5名以上のメンバーがそろえば公認のサークルとして活動でき、バレーボールやフットサル、自転車やゴルフ、卓球や登山などのスポーツ系、各種ゲーム、ハンドクラフトや料理の愛好サークル、データやプログラミングの研究会など多種多様なサークルで社員が交流しています。同時に3人以上が参加した活動を対象に一定額の活動支援金も支給されており、サークルの施設利用料や講師への謝礼、材料備品購入費用として活用されています。
  • ボランティア・推進活動:
    特定のテーマや領域に関する興味・関心や得意領域、課題意識に基づいて集まった社員有志による社内貢献ボランティアプロジェクト活動も盛んです。本務を妨げないことを前提に、社内/社外イベントの司会や、社内制作映像のナレーションなど、アナウンス技術が求められる活動に貢献する「アナウンス部」、産業カウンセラーやキャリアコンサルタントの有資格社員が、希望する社員に「対話」を通じて同僚として応援・支援する「ぴあさぽ」、「ノーマライゼーションPJ」や「レインボーPJ」など当事者社員有志によるDE&I推進プロジェクトなど、さまざまなプロジェクトが活動しています。

社員への共有と浸透

しくみやルールの共有

ミッションを実現しバリューを実践するために守るべきルールや業務フローなどが、事業をとりまくさまざまな領域で構築・整備されています。業務を進めていく上で必須となるそれらの新たなナレッジやフローは社内イントラネット上で説明・共有されるだけでなく、社員が自身の業務スケジュールに応じていつでもどこでもハンディに学び、理解・習得できるよう、e-learningも提供されています。これにより、これまでの社歴やキャリアの違いに関わらず、多様な人材の誰もが同じしくみやルールを効率的に学び、理解する機会を提供しています。

社内広報の取り組み

社員間にも社内の情報を知りたいニーズが高まっています。社内のさまざまな出来事を発信する社内報メディア「LINEヤフー NOW→(ラインヤフー・ナウ)」は、"LINEヤフーの『今』と『未来』がここにある。" をコンセプトに、経営戦略や各組織の方針・最新情報はもとより、社員個人の活躍やグループ会社のニュースもタイムリーに伝える社内媒体として機能しています。社内コミュニケーション専門部署に設けられた編集部で制作された取材記事は、イントラネット上や社内Slack上で共有され、新たな文化醸成や、社員の相互理解促進に活用されています。

経営と社員の対話

「共有する場」の定期的な開催

経営層が考えていることや、決定されたことの背景などを社員に迅速かつダイレクトに伝え共有することは、新会社のスタート期にあたる現在においてはなおさら重要な取り組みと捉えています。LINEヤフーでは、定期的に全社員ミーティング「LINEヤフー All-Hands Meeting」を開催し、社長をはじめ経営幹部が社員に直接、施策や取り組み、その背景や判断の理由などを率直かつわかりやすく伝え共有する場として機能しています。「LINEヤフー All-Hands Meeting」では日本語・英語・韓国語の同時通訳が提供されており、社員は自身が理解しやすい方法を選んで参加することができます。「LINEヤフー All-Hands Meeting」後には参加者アンケートも実施され、参加した社員の声はダイレクトに経営層にフィードバックされています。

対話の促進

経営上の重要施策については、CEO等経営幹部が映像やメール、あるいは全社員を対象とした「LINEヤフー All-Hands Meeting」でのプレゼンテーションなどを通じ、直接社員に事案の背景や狙いなどについて説明しています。こうした全社的な経営情報の発信の際には、イントラネット上に設置したオンラインフォームなどを通じて社員からの意見・質問を収集するとともに、これらに対して経営幹部が直接「LINEヤフー All-Hands Meeting」や社内メディア等で回答・説明をするなど、多様な手法を用いた双方向コミュニケーションを行い経営層と社員間の対話を促進しています。社員が関心のある話題の深掘りや、プライベートに関する質問へのざっくばらんな回答が繰り広げられ、経営層と社員間の対話を促進しています。
社内報メディア「LINEヤフー NOW→」は、社員の疑問が集まっている領域について経営幹部に取材し記事化することで、社員の理解を促しています。たとえば新しい評価制度については、CEO、CSO、人事総務グループ長が、評価制度に込めた思いや社員が疑問や不安に感じているポイントについて説明するロングインタビューが掲載され、なぜこうしたしくみ、制度にしたかについて共有されました。これらの記事には読後アンケートが設置されており、社員は記事への満足度だけでなく、記事の感想や記事の登場者へのメッセージも送信することができ、記事登場者にも共有されています。

関連リンク

パフォーマンス発揮のモニタリング

可視化の取り組み

社員・社内の状態や状況をできる限り可視化して、改善や目標への進捗を確認するため、さまざまな調査を継続的に実施し、モニタリングしています。

エンゲージメント調査

  • LINEヤフーでは毎月、組織や仕事に対して自発的な貢献意欲を持ち、主体的に取り組めている状態を表した指標「エンゲージメントスコア」を定量測定するサーベイを実施し、組織のコンディションを継続的に定量測定しています。サーベイの結果により、個人や組織がパフォーマンスを発揮できるエンゲージメントの高い状態にあるのか、パフォーマンスの発揮を妨げる要素があるとすればどのあたりなのかを可視化し、社員自身のセルフマネジメントや管理職の組織マネジメントに役立てています。

DE&I意識調査

  • LINEヤフー社員が、毎日の働く現場の中で思っていること感じていることをダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DE&I)の観点から可視化するため、全社を対象とした匿名の意識調査を継続的に実施しています。調査結果は、パフォーマンス発揮を支えるDE&I推進の方針策定や、施策や取り組みの検討・見直し等に活用しています。

人的データの可視化

  • 社内の部門毎や職種毎の従業員数、社員の在職年数や評価、エンゲージメントスコアの分布など、さまざまな人的データを、経営層や人事部門がいつでも参照し活用できるよう、社内の「ピープルアナリティクス・ラボ」と人事部門が連携し、社員の属性別人数比率を月次でモニタリングできる仕組みである「人員構成レポート」を作成し展開するなど、データの集約と可視化を促進しています。
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