LINEヤフーグループのバリューを共有することで、独自のカルチャー創出につなげ、ミッションの実現に寄与することを目指します。さらに、社員がパフォーマンスを発揮できるよう各指標のモニタリングを行っていきます。
<LINEヤフーグループの人材戦略全体図>
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LINEヤフーには、これまでのキャリアや経験、職種や得意領域、年齢や性別、母国語もさまざまな、多様な社員が集まり、共に働いています。多様性を活かしながら、共に同じゴールをめざしてパフォーマンスを発揮していくために、LINEヤフーのミッションを実現するための働き方を「LINEヤフーバリュー」として定義し、社内で共有されています。
実際に業務を行う場以外での社員間の交流は、多様な社員が集う職場において相互理解とカルチャー融合を促進するために不可欠な要素です。
ミッションを実現しバリューを実践するために守るべきルールや業務フローなどが、事業をとりまくさまざまな領域で構築・整備されています。業務を進めていく上で必須となるそれらの新たなナレッジやフローは社内イントラネット上で説明・共有されるだけでなく、社員が自身の業務スケジュールに応じていつでもどこでもハンディに学び、理解・習得できるよう、e-learningも提供されています。これにより、これまでの社歴やキャリアの違いに関わらず、多様な人材の誰もが同じしくみやルールを効率的に学び、理解する機会を提供しています。
社員間にも社内の情報を知りたいニーズが高まっています。社内のさまざまな出来事を発信する社内報メディア「LINEヤフー NOW→(ラインヤフー・ナウ)」は、"LINEヤフーの『今』と『未来』がここにある。" をコンセプトに、経営戦略や各組織の方針・最新情報はもとより、社員個人の活躍やグループ会社のニュースもタイムリーに伝える社内媒体として機能しています。社内コミュニケーション専門部署に設けられた編集部で制作された取材記事は、イントラネット上や社内Slack上で共有され、新たな文化醸成や、社員の相互理解促進に活用されています。
経営層が考えていることや、決定されたことの背景などを社員に迅速かつダイレクトに伝え共有することは、新会社のスタート期にあたる現在においてはなおさら重要な取り組みと捉えています。LINEヤフーでは、定期的に全社員ミーティング「LINEヤフー All-Hands Meeting」を開催し、社長をはじめ経営幹部が社員に直接、施策や取り組み、その背景や判断の理由などを率直かつわかりやすく伝え共有する場として機能しています。「LINEヤフー All-Hands Meeting」では日本語・英語・韓国語の同時通訳が提供されており、社員は自身が理解しやすい方法を選んで参加することができます。「LINEヤフー All-Hands Meeting」後には参加者アンケートも実施され、参加した社員の声はダイレクトに経営層にフィードバックされています。
経営上の重要施策については、CEO等経営幹部が映像やメール、あるいは全社員を対象とした「LINEヤフー All-Hands Meeting」でのプレゼンテーションなどを通じ、直接社員に事案の背景や狙いなどについて説明しています。こうした全社的な経営情報の発信の際には、イントラネット上に設置したオンラインフォームなどを通じて社員からの意見・質問を収集するとともに、これらに対して経営幹部が直接「LINEヤフー All-Hands Meeting」や社内メディア等で回答・説明をするなど、多様な手法を用いた双方向コミュニケーションを行い経営層と社員間の対話を促進しています。社員が関心のある話題の深掘りや、プライベートに関する質問へのざっくばらんな回答が繰り広げられ、経営層と社員間の対話を促進しています。
社内報メディア「LINEヤフー NOW→」は、社員の疑問が集まっている領域について経営幹部に取材し記事化することで、社員の理解を促しています。たとえば新しい評価制度については、CEO、CSO、人事総務グループ長が、評価制度に込めた思いや社員が疑問や不安に感じているポイントについて説明するロングインタビューが掲載され、なぜこうしたしくみ、制度にしたかについて共有されました。これらの記事には読後アンケートが設置されており、社員は記事への満足度だけでなく、記事の感想や記事の登場者へのメッセージも送信することができ、記事登場者にも共有されています。
社員・社内の状態や状況をできる限り可視化して、改善や目標への進捗を確認するため、さまざまな調査を継続的に実施し、モニタリングしています。