はい、全体からみた構成比としてはまだ小さいものの、自分宛購入の利用が伸びている傾向が見られます。これから注目していきたいと思っています。
いま、LINEギフトの利用者数の拡大とともに、「自分用」に購入する男性ユーザーが増えています。
「LINEギフトはイベント用」「女性向けのサービス」「誰かに贈るためのもの」というイメージを持って距離を置いていた人にとっては、少し意外かもしれません。
その理由を探るため、今回はLINEギフトの企画担当者と若手男性社員3名による座談会を実施。
そこから見えてきたのは、「メンパ」「チョイパ」「ギフパ」という3つの消費キーワードでした。
ホワイトデーにも使える活用術と一緒にご紹介します!




──まずはLINEギフト担当の山口恵里奈さん、最近、自分宛の配送ギフトの流通額が前年比約1.8倍(※)、男性による自分用購入が前年比約1.6倍に伸びているなど、意外なデータが出ているそうですね?
※算出期間:2023年11月1日〜2024年10月31日と2024年11月1日〜2025年10月31日の流通額比

はい、全体からみた構成比としてはまだ小さいものの、自分宛購入の利用が伸びている傾向が見られます。これから注目していきたいと思っています。
──男性が自分のためにLINEギフトを贈る、というのは少し意外な気もします。想定内でしたか?

正直、私個人としても最初は驚きでした。女性が自分のご褒美にスイーツを買うなどは想像しやすいのですが、男性の行動がここまで伸びているとは。
ただ、データを見ると明らかに右肩上がりです。もともと、LINEギフトのユーザー比率は女性6:男性4くらいなのですが、最近は20〜30代を中心に男性の利用も増えてきています。
──なぜ、男性の「自分購入」が増えているのでしょうか?

最近、メディアでも「コスパ」「タイパ」に続く視点が語られて、その文脈に照らしてみると、LINEギフトの使われ方も3つの「パ(パフォーマンス)」で整理できそうと感じています。
1つ目は「メンパ(メンタルパフォーマンス)」。お店に行くことにちょっとハードルを感じたり、女性客が多いスイーツ店に男性一人で並ぶのが気恥ずかしかったりする心理的負担を、LINE上で完結させることで解消しています。
2つ目は「チョイパ(チョイスパフォーマンス)」。情報過多の時代、無数の選択肢から選ぶのは疲れますよね。LINEギフトは「外さない商品」が厳選されているので、選ぶ時間や迷いを減らせます。
3つ目が「ギフパ(ギフトパフォーマンス)」。物価高の中で、500~1,000円台の気軽な価格から贈れて、さらに自分も得するような施策も始まっています。贈る側と受け取る側の双方が楽しめる「ギフトくじ」は、その一例です。贈る楽しさをさらに広げる企画として始まった企画ではありますが、贈る行為が一方通行ではなく、共有体験になることで、贈る心理的ハードルも下がると考えています。
こうした3つの「パ」が男性の利用増加の背景のひとつにあるのではないかと分析しています。

正直、僕はこれまで「LINEギフト=誰かに贈るもの」というイメージが強くて、自分用に買う発想は全くありませんでした。
ただ、先ほどの考察を聞いて感じたことは、他のネットショッピングとの違いで言うと、LINEギフトは「相手への心理的負担(メンパ)」は確かに軽い気がします。
たとえば、ちょっとしたお礼の品をネットで送るにしても、わざわざ住所を聞くとなると、急にハードルが上がって「重い」じゃないですか。
LINEギフトなら「あ、LINEで来た、ラッキー」くらいの感覚で受け取ってもらえる気がする。その気軽さが男性にとっても使いやすい理由かもしれません。

僕はデザイナーなので、さまざまなサービスのUI(ユーザーインターフェース)が気になるのですが、最近LINEギフトで「自分に購入する」というボタンが目立つようになったり、UIが変わったりしてきているのを見て「あ、こういう使い方を推しているのかな」とは感じていました。

私たちも、ユーザーの動きを見ながら、「贈る」だけでなく「自分で使う」という新しい使い方にも気づいてもらえるように日々、UIを工夫したり、改善したりしています。
──山口さん、あまりLINEギフトを使いこなしていないユーザーの皆さんに知ってもらいたいキャンペーンなどはありますか?

そうですね、たとえば、定期的に開催している「Gift1 Get1(ギフトワン・ゲットワン)」というキャンペーンは好評です。
これは、友だちにギフトを贈ると、自分も同ブランドの商品をもらえるというお得な仕組みです。過去、スターバックスさんやプレミアムチョコレートのリンツさんなど、さまざまなショップで実施してきました。
神戸フランツ(〜2026/3/31 10:59 ※スマートフォン限定/「LINE」が起動)
スターバックス(〜2026/3/31 10:59 ※スマートフォン限定/「LINE」が起動)
※キャンペーン期間内であっても完売した場合は早期で販売を終了とさせていただきます。
※掲載画像は過去に実施したキャンペーンのものです。実施中のキャンペーン内容とは異なりますので、詳細は各キャンペーンページをご確認ください。

それ、めちゃくちゃ良くないですか? 自分がほしいものを誰かに贈ると、自分ももらえるってことですよね?

まさに、そうなんです。「これ美味しかったから食べてみて」と贈って、後日「あれ美味しかったよね」と共通の話題で盛り上がれる。オンラインからオフラインのコミュニケーションにつながるのが、この機能の強みです。

そういうプレゼントって、誕生日とか記念日ではない、何でもない日にさらっとできたら、めちゃくちゃモテそうですね(笑)。

ですね! 実は、40代以上の女性が20代の女性に贈るケースも多いんです。私としては、「お母さんが娘さんに送るケースが多いのかな?」と分析しています。
「最近、元気?」と連絡するのは少し照れくさいけど、キャンペーンを口実に「お得だから送るね」と、コミュニケーションのきっかけにされているようです。

それって、職場でも使えそうですね。上司から「いつもありがとう」ってドリンクチケットが届いて、実は上司もお得な体験をしている(笑)。それなら気を使わずに受け取れます。

3月は別れが、4月は出会いが増える季節でもありますね。退職する方へのあいさつとか、久しぶりに連絡を取りたい相手への「口実」としてもいいですね。自分ももらえるなら、贈るハードルもちょっと下がります。
──季節感で言うと、もうすぐホワイトデーです。男性陣にお聞きしますが、バレンタインのお返し、悩みませんか?

めちゃくちゃ悩みます。特に「義理チョコ」や「友チョコ」へのお返しが一番難しい。高すぎると「重い」と思われそうだし、安すぎても失礼だし。そもそも、渡すためにわざわざ日程調整して会うのも......というのが本音です。

同感です。相手がくれた金額と同じくらいか、少し上くらいで返したいけど、そのさじ加減がとても難しい。あと、そもそも、シンプルに何を選べばいいか分からない。

まさにそんな男性ユーザーのために、LINEギフトでは「迷わせない」特集を組んでいます。男性は「なぜこれを選んだか」というロジックや根拠を求める傾向があるので、「ランキング」「バイヤーの推奨コメント」「レビューの点数」などをしっかり表示して、自信を持って選べるように設計しています。
LINEギフトの「ホワイトデー特集」(※スマートフォン限定/「LINE」が起動)
──さらに、女性が喜びそうなコスメなどを贈りたいけれど「相手の好みが分からない」という男性に嬉しい機能もあるそうですね。

はい。「相手が選び直せるギフト」という機能があります。贈り手は商品(例えばリップや香水)を選ぶだけ。受け取った相手が、自分の好きな色や香りを指定できるんです。

マジで神機能ですね。相手がほしいリップの色なんて絶対分からないし、外したら最悪ですから。

ディフューザーやハンドクリーム、ボディーコロンなどもあります。これなら「センスいいね」と思われつつ、失敗のリスクもありません。

僕は以前、彼女に「チョコを食べているイメージがないからこれあげる」と言われてロールケーキをもらったんです。逆に僕がチョコ好きな彼女にあげる時は、正直チョコやスイーツのブランドが全く分からなくて。有名なルタオやゴディバくらいしか名前が出てこない。

そういう時はランキングを活用してください。LINEギフトのランキングは実際の購買データに基づいているので、本当に人気のあるものが分かります。「みんなが選んでいる」という事実は、男性にとって強力な後押しになるはずです。

確かに。SNSや検索で探すと情報が多すぎるし、本当に人気なのかわからなくなることもあります。
でも、実データに基づくランキングなら信頼できます。
──男性陣の皆さんは、話を聞いてきて、LINEギフトへの印象は変わりましたか?

ガラッと変わりました。最初は「自分用に買うなんて」と思っていましたが、「Gift1 Get1」なんかはお得な購入で、相手とのコミュニケーションのきっかけにもなりそう。使ってみようと思いました。

今回のお話聞いて、今年のホワイトデーはLINEギフトに頼ろうと思いました。かんたんにサクッと贈れて、しかも「相手が好みに応じて選べる」って、失敗がなくてめちゃくちゃありがたいです(笑)。

デザイン的にも、相手の誕生日リストからスムーズに贈れる動線など、よく考えられているなと改めて感じました。親へのギフトなど、使い慣れているLINEで完結するのが本当に楽ですね。
──最後に山口さん、読者へ向けてメッセージをお願いします。

LINEギフトは、忙しい毎日の中で、わざわざお店に行かなくてもLINEひとつで贈り物が完結できます。
ホワイトデーに限らず、退職や異動のあいさつ、新生活のお祝い、そしてちょっとしたお礼など、気持ちを伝えたいときの選択肢として、まずはのぞいてみてください。
きっと「ちょうどいい」ギフトが見つかるはずです。
──LINEギフトは、「贈るためのサービス」という位置づけにとどまらず、利用の文脈が少しずつ広がりつつあります。メンパ・チョイパ・ギフパという視点で見てみると、そこには共通して「ユーザーの負担を減らす設計」があることが分かりました。誰かに贈るときも、自分に贈るときもLINEひとつで完結する気軽さは、忙しい日常の中での「ちょうどいい選択肢」になりつつあるのかもしれません。
取材日:2026年2月18日
文:LINEヤフーストーリー編集部 撮影:倉増崇史
本記事の内容は取材日時点のものです
