若手とベテランが語る! リモートワーク時代のコミュニケーション術

リーダーズ
二人の男性が肩を組んでポーズをとっている。明るい廊下で、達成感に満ちた表情をしている。

大きな組織、特に職場において、若手社員とベテラン社員がどのように関係を築き、コミュニケーションを深めていくのかは、多くの企業で共通の課題です。
合併から約1年がたつLINEヤフーの現場では、リモートワークやオンラインが中心の働き方が続く中、実際に若手とベテランはどのように意見を交わし、理解を深めているのでしょうか?

今回は、LINEヤフーの執行役員小林と新卒入社2年目の高宮の対談を通して、ベテランと若手それぞれの立場から、役職者やマネジメント層とのコミュニケーション方法や、個々の業務に対する取り組み方やマインドのヒントを探ります。
これまでオンラインでは何度かやりとりをしていた2名ですが、今回初めて対面での対談を行いました。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。
小林 貴樹こばやし たかき
大学卒業後、広告代理店に入社し、営業職や企画職を経て、2012年にヤフーに入社。スポーツナビやヤフートップページのサービス責任者を歴任し、現在はヤフーメディア統括本部(ニュース、天気・災害、スポーツナビなどを運営、約800名の社員が所属)の統括本部長。また、LINEヤフーの執行役員でもある。
男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。
高宮 一樹たかみや かずき
ヤフーメディア統括本部開発2本部開発3部開発3チーム
23年度新卒入社。大学では情報・画像処理などを学び、ウェブのプログラミングに興味を持つ。現在は、ヤフートップページのフロントエンドを中心とした開発業務を担当。

全員が「知る」ことで組織は強くなる

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

私は週に一度、約800名が所属する統括内に向けて、タイムリーに動画で情報を発信しています。日ごろから「情報を知る」ことが非常に重要だと思っているからです。

たとえば、何か大きな課題があったときに「え、そんなことあったんですか?」と言う人と、「3年前から知っていて、いろいろ調べているんです」と言う人がいます。

すでに知っている人は解決に向けたアクションを起こせますが、知らない人は考えることもアクションもできません。だからこそ、組織内ではなるべく「情報をオープンにしたい」と考えています。

全員が「知っている」状態になれば、そこから考える人が現れます。Aを考える人もいれば、Bを考える人もいます。同じ課題や情報に対してさまざまな考えがあり、そうしてみんなで考えるたくさんの選択肢があることで、プロダクトも組織もより良いステップに進めると思っています。

統括内に毎週情報発信をしている中で、コメントをオープンに受け付けていますが、みなさんからのコメントを通じて、「最前線のみなさんはこういう風に考えているんだ」と見えることが多いです。

特に高宮さんからは定期的にコメントをもらっていますよね。たとえば、「多面フィードバック ※1」という評価制度について、初めて経験した際、「わからなかったですし、難しかったです」と新卒ならではの視点で質問をしてくれました。でも、実は2年目や5年目の人も、私ですらこの評価制度について難しいと感じることがあります。
その時の回答でも「今でも難しい」と書きましたが、私と高宮さんのやりとりを読んだ人は「みんな難しいと思っているんだ」と気づいたと思います。

「初めてやってみて難しかったです」という質問は、最強ですし、価値があります。同時に、どうやって高宮さんからの質問に回答しようかと考えることで、私も学びがあったので今でもとても印象に残っています。

※1 周囲から成長に向けたアドバイスが得られる機会を提供することを目的に、パフォーマンス発揮につながる行動視点を上長・同僚・部下から多面的にフィードバックするLINEヤフーの評価制度の1つ。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

私はコメントをする前から、毎週欠かさずに動画を視聴していました。特に、戦略に関するお話は担当しているサービスで目指したいことなどを考えるきっかけとなっています。
また、新たな取り組みの発表があった際にも、「貴樹さん(社内では、役職名や苗字ではなく「貴樹さん」と呼ばれています)がずっと話していたことがこういった形になるんだな」と理解できました。

多面フィードバックに関する質問のやりとりは、私もとても印象に残っています。先輩へのフィードバックについては、新卒の自分が失礼なことを書けないと思っていましたし、自分のことで精一杯だったので本当に悩んでいました。
そこで、新卒の特権を活かしてお聞きしてみたところ、非常に参考になる回答をいただきました。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

でも、最初はコメントを書きづらくなかった?

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

正直、投稿先のSlackチャンネルの参加人数が多いので「新卒が本当に書いていいんだろうか...?」という不安が最初は大きかったです(笑)。

その当時、実はチーム内でも「積極的にコメントをしていこう」という動きがありました。私がコメントを積極的に書くようになったのは、当時の上長に「毎週、一番乗りでコメントしてみたら?」と提案しされたことがきっかけでした。その時に「あ、たしかにおもしろそう」と思ったんですよね。

自分の中には2つの性格があるような気がしています。普段は、「できるだけ目立たずにおとなしくしていよう」という気持ちが強いのですが、その一方で「前に出てリーダーシップをとりたい!」と思う自分もいます。
毎週貴樹さんからの情報発信を視聴していると、その度にその2つの性格それぞれで考えたり思うことがありました。おとなしい自分は「別にコメントを投稿しなくてもいいんじゃないか」と思う一方、積極的な自分は「コメントを投稿した方がメリットがあるんじゃないか」と。その時に、当時の上長が背中を押してくれたことで、行動に移すことができたのだと思います。

二人の男性が立ち話をしている。窓際で、スマートフォンを使いながら話し合っている。
男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

半ばむちゃな振りとも取れるものを、「おもしろそう」と受け止められるのもすごい。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

でも、おもしろそう、やってみよう、と思って始めたものの、やはりずっとコメントを書くのは大変で、途中で一度お休みしようかなと思ったこともありました...。
けれども、一度やめてしまったらもう続かなそうと思い続けていたところ、気づけば4カ月くらい経っていた、という感じです。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

すごい! でも、一度やめてしまうと続かないというのはよく分かります。さっき自分の中の2つの性格があるという話がありましたが、だいたい怠ける方が強いから「おとなしくていいや」と思う方が優勢になりますよね。

最初の1、2回はちょっと頑張ってみようと思っても、そのテンションを維持しているうちに、「今週はいいかな...」という自分も出てくるし。

私のように発信している側としては、そういう時にも頑張って質問をくれるのが本当にありがたい。単純に話すモチベーションにもなるし、他のメンバーにも「言ってもいいんだ」ということを示すことができますよね。

当時の高宮さんの上長も、皆にそれを示したかったのかもしれません。誰かが質問してくれることは、組織全体の心理的安全性を高める効果がありますよね。そういう意味でも、組織に良い空気を作ってくれたと思います。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

はい、私がコメントしたときには、他の方も続いてコメントしていましたし、同じ新卒の同期も何度かコメントをしていました。そういった雰囲気づくりに一役買うことができたのかなと思います。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

特にSlackのテキストでは、伝わるかどうかやトーンがわかりにくいことがありますよね。私も、気軽に質問してくれているのか、真剣に質問しているのかがわからなくて、回答のトーンをどうするか迷うことが今でもあります。

もっと気軽に2、3行で「ナイス質問!」「するどいツッコミ(笑)」「みんなで考えてみよう」くらいで返そうかなと思うこともありますが、やはりちゃんと考えた回答を返したいと思います。
そうやって会話がつながるのはとても良いことだと思いますし、その会話をみんなに見てもらえるのもうれしいよね。

男性がインタビュー中の様子。眼鏡をかけ、リラックスした雰囲気で話している。

匿名OK! 日ごろ感じる課題や喜びを共有する取り組み「みんなのポスト」

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

今年度からは、「みんなのポスト」という取り組みを新たに統括内で実施しています。
より良い組織・より良いサービスを目指すためには、関わる人ができるだけ双方向で活発に議論することが望ましいと考えたことが理由です。

オンライン中心の働き方でも、それぞれが「日々感じる課題や喜び」を共有し、「ちょっとした会話(=ちょっとした質問や疑問)」をポストできる取り組みです。より良くするための感想、要望、課題、アイデアなどを統括本部内の誰でも(匿名も可)投稿できるようにしました。

みんなのポスト

【内容】「よりよいヤフーメディアにするため」のちょっとした感想、要望、課題、アイデアなどを統括内なら誰でも投稿できるポストを設置。後日各コメントに統括本部長から返信コメントと合わせて公開。 ※匿名可、非公開もOK
【ルール】個人への誹謗(ひぼう)中傷はしない。できれば代替案も添えて。つぶやきでもOK。
【期間】1カ月

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

この取り組みでは、1カ月の対象期間中に、40通以上の声が届きました。うれしい内容も多い一方で、ネガティブなコメントも少なくなかったので、読んでいて落ち込むこともありました。

そのようなコメントにつながる状況になっていることに対して申し訳ないと思うし、課題が残っているのはやはり良くないと思います。そして、逆に「(寄せられたコメントについて)それは違うのでは?」と思うこともあり、いろいろな感情が沸き起こってきた、というのが正直なところです。
でも、自分にとっても勉強になり、みんなのためにもなるはずだと考えているので、回答を考えて書くことは時に苦しいですが、楽しい時間でもあります。

そして、先ほどお話したように「伝えてくれている」ということがすごく大事だと思っています。ネガティブな意見やバッドニュースを伝えるのは非常に難しいですが、それを書いてくれること自体がまずありがたいですね。

自慢できる仕事を! 努力を「見える化」することの重要性

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

これまで高宮さんからもらったコメントの中で、特に印象に残っているのは、Yahoo! JAPANトップページの新機能について私が発信した内容に触れた際のことです。

高宮さんが「担当しているサービス・機能だったので、トピックスにしてもらってうれしい」とコメントをくれました。
後日、さらにそのコメントにかぶせて、「予定より2週間早くリリースしました!」と報告してくれましたよね。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

はい、ちょうど私がメインで担当していた案件だったこともあり、チーム内でも当時の上長をはじめ「これ、リリースを前倒しできそうだけど、実際に前倒しできたらコメントしてみるのはどう?」と話していました。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

これもなかなか全体に向けて伝えることは本来難しいと思うけれど、「自分がやった仕事を自慢する」ことは、実はもっとやってほしいことの1つだと思っています。

たくさんの人がたくさんの機能を並行して開発している大きなプロダクトにおいて、一つの仕事、一つのリリースの重要さや大変さは、時としてわかりにくいこともあります。

直接数字的な効果にはつながらないような機能開発もあれば、サービスを終了するための開発もあります。裏側のログの設計を変えるといった、外からは見えないこともたくさんあると思います。

そして、だからこそ、それらを自慢できるような組織やチームは素晴らしい。自分たちが作ったものに自信を持って「これどうですか?」「リリースしました、使ってください!」と言えること、「私が作った!」ということを誇れることは、ものづくりをしている人や組織にとって非常に大事なことです。そういう意味でも、あのときのコメントはとても印象に残っています。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

あの投稿をしたときは、貴樹さんのコメントだけでなく、いろいろな方がスタンプなどでリアクションしてくれていたことも非常に印象的でした。

特にトップページのプロダクト責任者も反応してくださり、普段定例などでお話しされている方々もきちんと自分のコメントをチェックしてくれていることがわかりました。自分たちの頑張った成果に対してリアクションしてもらえるのは、本当にうれしかったです。

メッセージのスクリーンショット。プロジェクトの進捗と感謝の意を伝える内容が記載されている。

※「今週の貴樹さん」:週に1度、小林から情報が発信されるチャンネル名

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

「氷山モデル※2」という言葉もありますが、見える課題の下には、いろいろな要素があります。そういう要素を皆さんとの会話で早く知れるのはすごく大切ですし、何より見えにくい要素こそみんなで拍手してほめ合いたいと思っています。

※2 目に見える部分は一部であり、その下にはさまざまな要素が含まれていることを、氷山に例えられ「氷山モデル」というフレームワークの1つ。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

あのコメントは、貴樹さんから「注目の施策」として話があった中の一つだったと思います。私のコメント以外にも、取り組んだ案件での頑張りや気づきなどの話があり、見ていてとても興味深かったです。
あんなふうに自発的に湧いてくるコメントがもっと増えるといいなと思いました。

男性が会話中の様子。窓際で真剣な表情をしており、背景には都市の風景が見える。

役職者の役割と距離を縮めるためのコミュニケーションとは

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

自分が統括本部長として何をする人なのかと考えたとき、「プロダクトを良くする役割」はもちろんですが「組織やチームを良くする役割」を重視することにしました。

オープンに情報発信し、少しくだらないことも話し、お互いの仕事を称賛し、意見を言い合い、悪いことも言ってもらおうと日々試行錯誤しながらやってきました。
それを経て今のような高宮さんとの関係性に至れているのは、とても良かったなと思っています。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

オンラインでも対面でもあまり変わらないとは思うのですが、たとえば社内で偶然貴樹さんを見かけたときに、自分のような新卒が本当に声を掛けていいのだろうか、あいさつすらしたことがない関係性でためらいが大きいと思います。これはSlack上でも同じだと思います。

でも、先ほどお話したように、自分の場合はその最初のハードルを、リーダーから背中を押してもらったことで越えられました。コメントを継続していくうちに、貴樹さんや先輩方との距離がかなり縮まったと感じています。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

うん、縮まっているよ。でも本当にリーダーも部長も本部長も統括本部長も、みんな声を掛けてほしいし、メンバーに会ったら「最近どう?」と聞きたいと思います。

本当はオンラインでも「どう?」って言いたいけれど、ちょっと言いづらいんだよね...。だからこそ、なるべく自分から発信するようにしているし、メンバーから話しかけてもらえそうなネタをちりばめてます。気になった人がふと反応したり話に来てくれたら、それがうれしくて応えにいきます!

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

ありがとうございます。背中を押してくれる上長や周囲の方々のあたたかさ、そして困ったときには助けてもらえると感じているので、入社してからオンラインが中心の働き方でも安心して働けています。今の上長からも、いつも親身にサポートしてもらえていて、積極的な行動をしてもいいんだという心理的安全性を感じています。

「知ってもらうための積極性」と受け入れ側の「心理的安全性の高い雰囲気づくり」の両輪がうまくかみ合ったのだと思います。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

まさに「鶏と卵」の関係で、頑張って知りに行こうとするからこそ、みんなが助けたいと思うんですよね。そして、高宮さんの当時の上長も、高宮さんの積極的な一面が見えていたからこそ、背中を押したのだと思います。

自分から踏み出して質問したり、前に出てきたりしてもらえると、周りも声をかけやすいし、「もっと助けよう」という気持ちになりますよね。

二人の男性がソファに座って会話している。スマートフォンを手に取り、親密な会話をしている。

やってもらったことを次の世代へ

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

今回、せっかく直接お話ができる機会なので、私からも1つ質問させてください。

貴樹さんが2~3年目の若手に期待していること、意識すると良いことなど、何かアドバイスはありますか?

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

すごくシンプルに言うと、高宮さんは2年目になり後輩ができたわけですから、やってもらったことをぜひ後輩にやってあげると良いと思います。

私もこれまで多くの先輩たちから助けてもらいました。広告代理店時代に印象に残っている「この人かっこいいな」と思った先輩がいます。「先輩からアドバイスいただいたおかげで受注できました」と言ったときに、「(俺にお礼やご飯をごちそうするのではなく)後輩に返せ」と言われました。これをマネしています(笑)。

これをスポーツにたとえると、結局、パスを回しているだけではシュートは決まりませんよね。パスは他の人に渡したほうが、ボールが前に進んでシュートが決まると考えると、ぜひ他の人に同じことをやってあげてほしいと思います。それは2年目だろうが5年目だろうが10年目だろうが、基本だと思います。

あとはもう1つ、自分なりの働き方やスタイルを持つことがとても重要だと思います。何か1つでも、自分が自信を持ってチームに提案できたり、チームの役に立ったり、頼られることを早めに見つけるといいと思います。
それはスキルでなくても構いません。異様に議事録がうまいとか、異様にまとめ上手とか、そういったものでもいいと思います。ぜひ参考にしてみてください。

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で落ち着いた表情をしている。

ありがとうございます。確かに同じ人だけでパスを回していても前に進まないですね。新卒1年目にたくさんの方にしていただいたことを、次は後輩にもパスしていこうと思います。

また、自分なりのスタイルの確立も大切ですね。「○○といえば高宮!」みたいなものを見つけて、信頼されるようになりたいです。

今回初めて直接貴樹さんにお会いして、最初はとても緊張していましたが、終わってみれば話題が尽きずにとても楽しくお話できました。

お話の中で、貴樹さんがプロダクトや組織について真剣に、そして愛を持って取り組まれていることを改めて実感する機会となりました。ユーザーとサービスのために、これまでより一層真剣に取り組もうと気が引き締まり、モチベーションが高まったのを感じています。ありがとうございました!

男性のポートレート写真。眼鏡をかけ、淡い背景の中で微笑んでいる。

リモートワークはさまざまな弊害もあると言われています。その際たるものが人と人との関係づくりの難しさだと私は思っていました。しかし今回、これまでオンライン上でしか会話していなかった高宮さんと、直接会ったら2時間話が尽きないという不思議な体験をしました。

この時間を作れる関係性を後押ししてくれた高宮さんの上長、とても「かっこいいな」と思いましたし、こういう「かっこいい後押し」を誰かが誰かにできることが、弊害をなくすポイントなのかもしれません。

そして何より、(この記事では紹介できませんでしたが)一番話が盛り上がったのは高宮さんが開発を担当したとある機能に関する細かい仕様やその工夫の話でした。
「良いプロダクトを作りたい」という共通の思いがあれば、誰とでも仲間になれると改めて感じたのも印象的でした。

二人の男性が会話をしている。明るいオフィスで、親しげに意見を交わしている。

取材日:2024年7月11日
※本記事の内容は取材日時点のものです

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