ビッグデータを扱うエンジニ
アとして、ベストな環境。
ビッグデータを扱うエンジニアとして、ベストな環境。
Poon Yat Sing 2017年入社
ヤフーにエンジニアとして入社後、ビッグデータの処理基盤の開発・運用に従事。
※この記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。
私が大学に在籍して研究をしていたころは、ちょうどビッグデータの処理量が増え、研究に携わる人が増えたため、データ分析はホットな分野となっていました。SparkやMesos、Cassandraなどを使い、IoTセンターで収集したデータを分析・保存するシステムの構築に携わっていました。
当時私が住んでいた香港は人口が約700万人おりましたが、今後のキャリアを考えたとき、ビッグデータを取り扱う環境として、もっとユーザー数が多い日本のヤフーで働くことはまさに魅力的に見えました。
「もっと大きな規模のデータを扱う現場で経験を積みたい」と考えると、選択肢はある程度限られてきます。アジア圏で文化的にもなじみがあることにも後押しされ、大規模なデータ処理の手法を勉強したいと思いヤフーを選びました。
もちろん入社前には言語面などで不安もありました。しかし、ヤフーでは入社後に日本語研修がありましたし、実際エンジニアとして社内でコミュニケーションをとる際には英語を使う場面も多いため、問題はありませんでした。
もちろん、いまでもさまざまなチームとの会議を行う際に、日本語力がもっと必要だと感じることもありますが、アジェンダに関する資料を事前に読み込むなどの準備をしっかりすることでカバーできています。
ビッグデータの処理基盤を開発・運用しています。私が所属するチームは、保存されたデータを分析するためのシステムを開発するのが主な仕事です。
たとえば、「Yahoo!ショッピング」でユーザーが買い物をした商品のうち、黒い服は何割くらいなのか。ネットでよくクリックされているリンク先はどこなのか。どんな特性のユーザーがどんなワードで検索しているのか。そういったユーザーの行動や意向が集まることで収集されるのがビッグデータです。
さまざまなサービスを抱え、ユーザーも非常に多いヤフーには、処理能力の高い基盤が必要です。かつては一日分のデータをまとめて分析するのが主流でしたが、いまではそれでは遅すぎます。SNSのトレンドや最新のニュースに人々がどう反応しているのかなどリアルタイムで発生した事象に対しての分析が求められています。そのスピードと大量のデータに耐えうるヤフーの基幹となるシステムを開発することは、とてもやりがいのある仕事だと思います。
一番は、学ぶ機会をたくさん得られるところです。海外のトップカンファレンスへの参加支援や新技術の導入など、最新の技術を学び、携わる機会がたくさんあります。また、仕事においても自由度や個人に与えられる裁量がとても大きい点にもやりがいを感じます。たとえば、私は現在入社4年目ながら、数千台のサーバー運用に関わり、システム運用自動化のため、Trino(Presto)on K8Sのシステム設計や実装作業を担当させてもらっています。
また、ワークライフバランスをしっかりと確保できることも魅力です。働き始める前は、日本企業は残業が多い印象がありましたが、実際に働いてみるとそのイメージは覆されました。ヤフーでは残業はほとんどなく、リモートで働く環境もしっかり整っています。出勤しなくても業務ができる環境だからこそ、プライベートでも時間が確保できています。
リモートワークになり、コミュニケーション方法は変わってきているなと感じています。かつては対面ミーティングでホワイトボードを活用していました。しかし現在はZoomでのミーティング時にiPadを使って絵を描いて概念を共有するなど、新しい方法を試しています。
また、開発はある程度集中して作業をする時間も必要です。リモートワーク環境は集中して仕事ができるためメリットは大きいですね。一方で、出勤のために体を動かす機会が減ったので、ジムに行ったり、愛犬の散歩に出かけたりするなど、運動を意識的に生活に取り入れて、健康管理に気を配るようにしています。
自分がやりたいことを探すこと、そしてそれを突き詰められる勉強の機会をたくさん与えてくれる会社を選んでほしいなと思います。私にとってそれがLINEヤフーという会社でした。
LINEヤフーはエンジニアにとって、最良の環境が整っていると思います。みなさんと一緒に働ける日がくることを楽しみにしています!