小さな失敗にはこだわらず、
のびのびと仕事ができる環境
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小さな失敗にはこだわらず、のびのびと仕事ができる環境。
福岡 維新(ふくおか いしん)2017年入社
ヤフーにエンジニアとして新卒入社後、「Yahoo!トラベル」の開発に携わる。
※この記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。
選考中、ヤフーでは、そこで働く社員の印象がポジティブで堅苦しさがなく、とても良い印象を受けました。基本的にはヤフーに行きたいと思っていたものの、もし内定をもらった場合に承諾するべきか、その後も就職活動を続けていくべきか…当時は他社の研究職のインターンシップにも参加していたこともあり、将来的にどう進むべきか迷いもありました。
そんななか、おそらく最終面接のタイミングで当時のヤフーの採用担当に正直にその思いを伝えたところ「お気持ちが固まるまで待ちますよ」と言ってもらえて。
正直この対応にはビックリしました。それから2週間ほど時間をもらって、最終的に入社を決心しました。
「Yahoo!トラベル」のチームに所属し、「ヤフーパック(宿泊+航空券)」サービスの開発・運用業務を担当しています。これは2018年12月にローンチされたサービスで、私は設計開発段階からかかわっています。
現在ヤフーパックは2つの開発チームがあり、そのうち1チームのリーダーを務めています。自分のチームはもちろん、もう1つの開発チームのリーダーを含めて、どのようにして組織の課題を解決できるか、効率が上がるのかを議論しています。
改善系のものは、ある程度タスクを決めたらディレクターと仕様や、やりたいことを固めてから、デザイナーやエンジニアと議論を重ねてつくりあげていきます。
toCサービスの開発なので、新しい機能のリリース直後にはユーザーからのフィードバックがダイレクトに届きます。
私はリリース前からこの仕事を担当しているため、数年前に自分たちが意思決定にかかわった仕様や、リリース後に改善していった部分についてユーザーにどう受け止められたのか、うまくいったのかどうかまで常に把握できる点が醍醐味です。
また、ケース・バイ・ケースですが、自分たちが良かれと思って実装したものが、ユーザーが本当に必要としていたものどうかはリリースしてみないとわかりません。ときには、ポジティブな反応だけでなく「新機能をリリースしたけれどもほとんど使われなかった」場合もありますが、それも貴重なフィードバック。
すべてはユーザビリティー向上のため、サービスの成長のための挑戦だととらえて前向きに取り組んでいます。
入社してみると、部門やサービスによって組織の風土が異なる部分があり、各サービスでそれぞれのビジョンを持ちながら運営していることがわかりました。しかしながら、会社全体で必要なコラボレーションは、部門をまたいだ横連携をしながら、スピード感を持って取り組んでいることを知り、良い意味でのギャップがありました。
ヤフーはIT業界では老舗かつ巨大な企業なので、入社前は、トップの判断があって下に仕事がおりてくるトップダウン型での仕事の流れを想像していましたが、実際には現場に近いところでそれぞれの事業責任者が意思決定を担っていた点にも驚きました。
また、サービスを大事にしている会社のため、チームのパフォーマンスを最大化させ、プロダクト開発を行うことを最優先に考える文化があります。だからこそ、各サービスの責任者やマネージャーなど、現場の裁量権が大きいのだと思います。そのおかげで自分ものびのびと仕事をやらせてもらっています。
2022年度から導入された社内懇親会費の補助制度です。社員1人に対して毎月5,000円を上限として利用できるので、自分はチームビルディングの一環として、月に1回実施しているオンライン食事会のケータリング費用として活用しています。
ケータリングは、社員食堂のシェフがつくったおいしいお弁当やお茶菓子などのセットで、各メンバーの自宅へ宅配してもらえます。
これはマネジメントを任される以前から心がけてきたことですが、どんなことに対しても常に、当事者意識を持って取り組むようにしています。
たとえば、社内で他の部署から「あなたのチーム(サービス)ではこういう課題に対してどのような解決をしましたか?」と聞かれた際に、「私たちはこうしています」と回答するだけではなく質問者の抱えている課題を聞き、解決に貢献できる知識や経験があれば、相手を尊重しつつも意見を出すこともあります。
入社以来ずっと「Yahoo!トラベル」の仕事をしていますので、この業務にはとても愛着があります。
その一方でほかにもさまざまなサービスがありますので、ゆくゆくは「Yahoo!ニュース」や「Yahoo!マップ」などのメディア系のサービスを経験してみるのもキャリアとしておもしろいかな、と思うことはあります。
もちろん「Yahoo!トラベル」のなかでも毎年いろいろなことをやらせてもらっているので、毎日がとても刺激的ですし、やるべきことはまだたくさんあると思っています。
近々の目標は、技術でサービスに貢献できるようなエンジニアになること。サービス開発に長年携わったことで、プロダクトをつくるおもしろさもたくさん知っていますが、サービス担当者であると同時に技術で課題を解決する人であり続けたいと考えています。
LINEヤフーは、ものづくりが好きな人にピッタリな会社だと思います。与えられたことをただこなすだけではなく、自分から能動的になった方がさらに道が開けると思います。また、「課題解決が好きな人」にも向いていると思いますね。
私の場合は、大学院生のときにその課題解決の考えが磨かれたと思っています。研究をやっていると、何が課題なのかを明確に周囲に伝えないといけないシーンが訪れます。何が課題なのかがわからなければ、その研究自体が課題に対し正しい解決策なのか、議論になりません。
自分たちが思っている課題は、本当はどういうものなのかを先生が突っ込んで、それを自分なりに熟慮する。大学院の研究室でそんなかたちで日々思考を鍛えられた経験がいまに生きていると感じています。
もし応募を迷われている方がいらっしゃるなら、ぜひチャレンジしてみてください。きっと、選考のなかできっとLINEヤフーの魅力が伝わってくる機会、社員との出会いがあると思います!