山室 里紗

engineer

自分もよく使うアプリの開発
に携われることがやりがいと
喜び。

自分もよく使うアプリの開発に携われることがやりがいと喜び。

黒い服を着た女性が微笑んでいます。背景には大きな窓があり、都市の風景が広がっています。

山室 里紗(やまむろ りさ)2021年入社
金融系企業でのエンジニア経験を経て、旧ヤフーに中途入社。「PayPayカード」のフロントエンド・バックエンド開発に従事。

※この記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。

現在担当している主な業務内容について教えてください。

「PayPay」アプリと「PayPayカード」をつなぐ部分のAPIやバッチを開発するチームに参画しています。

「PayPay」アプリには「クレジット」という機能があるのですが、これは「PayPayカード」を利用して、PayPay残高にチャージすることなく支払いができるというもの。

「PayPayカード」のWebページと「クレジット」機能の画面に表示されるフロントエンド部分や、ボタンを押したあとの処理などバックエンド部分の開発に携わっています。

おもしろいこと・難しいことなど働くうえでこれまでに得た感触を教えてください。

旧ヤフー(現 LINEヤフー)に中途で入社と同時に、ワイジェイカード(現 PayPayカード)に出向し、基幹システム刷新プロジェクトに携わっていました。

そのとき私が担当していたのは、「PayPayカード」の請求周りの開発です。主にJavaを使用し、設計・開発・テストを実施しました。

クレジットカード業界の知識が全くない状態で飛び込みましたが、周りの方が優しく教えてくれて、すぐにチームになじむことができました。自分が日常的に利用しているアプリの開発に携われていることに喜びとやりがいを感じます。

「PayPay」アプリで「クレジット」機能を使っている方をレジで見かけたり、「PayPayカード、使っていますよ」と言われたりするとすごくうれしいですね。しっかりとサービスを世に届けられている実感が得られます。

前職では金融系の企業でエンジニアをしていましたが、自分のタスクのみに集中しているような、個人で戦っている職場という印象でした。転職してからはチームで仕事をしている実感があります。いつでもチームのメンバーに連絡を取りやすい関係性が築けているので、何かを頼み、頼まれやすい環境でもあります。また、お互いに年齢や社歴などを気にせず仕事ができ、上下関係をあまり感じないフラットな風土ですね。

山室さんインタビューカット

1日のスケジュール例

  • 9:45 
    勤務開始
    メールやSlackなどを確認します。
  • 10:00
    朝会
    担当タスクの進捗をチームメンバーに報告、共有します。
  • 10:15 
    設計レビュー
    メンバーの成果物を複数人でレビューします。
  • 11:00
    コーディング
  • 12:00
    ランチ
    在宅勤務なので自炊します。空いた時間は家事をしています。
  • 13:00 
    コーディング
  • 14:00
    1on1ミーティング
    上長と30分間、業務で困っていることやキャリア相談など、いろいろな話をしています。
  • 14:30
    コーディング
  • 17:30
    リファインメント
    私が所属するチームでは、アジャイル開発をしており、適切なタイミングでイベントが設定されています。
  • 18:00 
    夕会
    担当タスクの進捗をチームメンバーに報告、共有します。
  • 19:00
    勤務終了

仕事を進めるうえで意識していることはなんですか。

「向上心」です。私はこれが成長と仕事のパフォーマンスアップに不可欠だと思っています。実は、入社して最初の仕事に半年ぐらいで慣れてしまって、ずっと同じことの繰り返しだなと感じていた時期がありました。そこで上長に「もっといろんなことにチャレンジしたい」と伝えた結果、いまの部署に異動させてもらえました。いまは、毎日一つずつわからないことが減っていくことがとても楽しいです。

山室さんインタビューカット

入社して良かったと感じることはなんですか。

自分が思い描くライフスタイルを実現できる会社であることと、技術力を高められるという点です。入社して驚いたのが、服装の規定がなかったこと。前職ではあの靴はダメとか、ノースリーブはNGなどいろいろ決まりがありました。髪色も暗くしてくださいと言われましたし、それが普通だと思っていました。

しかし、ヤフーに入社してみると、銀髪の方や、スカートがすごく短い方がいた。そのときに、ここは自分らしく生きること、自分らしく働くことができる場所なのだとわかりました。

自由を求めている人なら、ぜひ目指してみてください。自分が働きたいように働きたいなら、ピッタリの環境だと思います。

よく利用している、あって助かる会社の制度を教えてください。

1on1ミーティングです。上長と面談するのはどこの会社でも一般的だと思うのですが、LINEヤフーでは面談をより丁寧に行いコミュニケーションの構築にしっかり取り組んでいると感じます。業務の進捗報告のほか、仕事についての相談、職場への意見など、日ごろゆっくり話せないことも1on1ミーティング上でコミュニケーションを取れるため、とても貴重な時間です。

私自身、前職はマネジメントが主な業務で、自分で手を動かす開発はほぼ未経験。転職後はそれがコンプレックスでした。

前職は一つひとつの業務を着実にこなすなかでクオリティーを上げていくやり方。LINEヤフーは仕事の進め方も全然違っていて、小さいサイクルを多く回し、スピード感を持って業務を推進している印象です。最初は技術力が足りずそれについていけないことに悩んでいました。

1on1ミーティングでそれを上長に相談すると「金融事業をこれから強化していく時期だから、マネジメントの観点で丁寧な進め方をわかっている人が入ってきてくれるのはすごくありがたい。だからそれが変だと思わずに、持っている知識や気が付いたことをどんどんみんなに共有してほしい」という助言をいただきました。確かにみんなと一緒である必要はありません。それに気づいた途端に楽になりました。

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今後の目標を教えてください。

しばらくはいまのサービスを担当しながら、どんどん経験を積みたいです。そして、LINEヤフーにいるからには検索エンジン周りの仕事にもチャレンジしたいので、いつかは検索事業に関われるようになりたいですね。

また、副業もOKなので、いずれ習字の先生をやりたいと思っています。幼い頃から習ってきて、師範免許も持っているので、それを生かしたいです。

今後の目標を教えてください。

これからも、楽しくワクワクしてもらえるようなコンテンツを提供し続けたいなと思います。私の考えの根底には、「サプライズを提供したい」気持ちがずっとあるんです。LINEという会社もまた、「ユーザーを感動させる初めての体験」「思わず友だちに教えたくなるような驚き」として「WOW」という価値基準を大事にしているので、自分が大事にしたい気持ちをずっと持ち続けられる環境にいられるのはモチベーションにもつながります。 
 
個人のスキルアップの方向性としては、これから社会に訪れる変化をキャッチアップしながら、新しい技術や物事に柔軟に対応できるようなデザイナーを目指したいです。よく言われることでもありますが、最近では新型コロナウイルスの流行などの影響もあり、世界がダイナミックに変化していますよね。他社のサービスやユーザーの行動の変容などを意識的にリサーチして、デザインにも取り入れていきたいなと思います。 
 
6年目になってからは立場も少し変わってきました。いままでは私が先輩や上長に質問や相談をすることが多かったのですが、現在は新しく入ってきたメンバーに教える立場にもなってきています。実力をつけていきながら、培ってきた経験や技術を後輩に伝えていく役割も担えればと思っています。いまはまだデザイナーとしてのスキルアップにフォーカスしたいんですが、将来的には、マネージャーのような立場にも興味を持ち始めています。 

最後にメッセージを。

実は内定後、「現場の人の声を聞きたいです」と採用担当の方にお願いしたところ、入社2カ月目の社員の方と、部長のお二人にお話を伺う場を設けていただけました。

そのときに社員を大切にする会社だということがとても伝わってきましたし、福利厚生やライフステージのことなど面接では聞けない話をしていただき、入社を決意しました。正直、内定直後もまだ少し気持ちのなかに残っていた「本当にこの会社でいいのだろうか」という思いはこれで吹き飛びました。

ぜひ自分と向き合って自分の軸を探してみてください。軸が決まると、自ずと自分がなりたい姿やそれを実現できる会社が見つかると思います。

たとえば、それが「技術力を高めたい」ということであれば、LINEヤフーがピッタリだと思いますし、曖昧でも何か一つでも軸を持っておくと、指針が決まりやすいですのでおすすめです。

みなさまと一緒に働ける日を楽しみしています。

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