醍醐 旭裕

engineer

優秀なエンジニアに囲まれて
、技術力を高められる最高の
環境。

優秀なエンジニアに囲まれて、
技術力を高められる最高の環境。

室内で黒いシャツを着た男性がカメラを見ています。背景にはガラスの壁と椅子が見えます。

醍醐 旭裕(だいご あきひろ)2021年入社
エンジニアとして新卒入社後、「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」などの eコマースサービスで不正を検知するための社内システム開発に従事。

※本記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。

志望した理由を教えてください。

就職先を考えはじめたときはそもそも情報系の会社をあまり知りませんでしたが、そのなかで最初に浮かんだのがヤフー(現 LINEヤフー)でした。

企業として扱うデータ量やユーザー数の多さは自分にとっては大きな魅力でした。システム的にデータ量が多いことはハードさがあるかもしれませんが、技術者目線から考えたときに、データがたくさんあったほうが多くの活用方法を考えることができ、処理や分析のしがいがあると思ったからです。

私は新卒入社だったので、社内で使われている標準言語の一つであるJavaの基本文法からアプリケーションをつくるまでの研修を3カ月ほどしっかり受けました。

配属が決定した後は、OJT形式で一緒に手を動かしながら業務に必要な知識を習得していきました。システム開発的な知識だけでは、実際に何をやっているのかわからなくなってしまうので、ドメインの知識を持っているメンバーに「いま自分がやっている作業の意味は何か?」といった基礎的なところから聞きながら一つひとつ学びました。

醍醐さんインタビューカット

現在担当している主な業務内容や具体的な流れについて教えてください。

「Yahoo!ショッピング」や「ヤフオク!」などのeコマースサービスで不正を検知するための社内システムを開発しています。たとえば、流出したクレジットカード情報を使って買い物がされたり、各サービスが独自に定義しているサービス規約に違反しているユーザーがいたりしないかを検知する仕組みづくりなどです。

私のチームが取り組んでいるのはWeb API開発やバッチによるデータ処理、機械学習モデルの構築など、不正検知の課題に対してさまざまなアプローチをしています。

また、ここ数年で、新しくNext.jsを使ったWebツールの開発も進めています。既存の古いシステムは手数が多く、保守性も良くありません。そのため、概念的なところから一気にシステムを変える技術としてNext.jsが採用されました。

実は、入社前はデータ分析に携わりたいと思っていましたが、分析もしながらシステム開発に携われるという意味では、結果的には当初希望していた分野以上に楽しい仕事ができていると感じています。

1日のスケジュール例

  • 9:30 
    勤務開始
    その日にやることを整理します。
  • 9:45
    チーム朝会
    連絡事項の伝達や、各自の作業予定を報告します。
  • 10:00
    開発定例会
    新規に開発しているシステムについて、開発方針や設計などを議論します。
  • 10:30
    コードレビュー
    依頼されたレビューはできるだけ早く確認するようにしています。
  • 12:00
    ランチ
  • 13:00 
    開発作業
    突発的なタスクも、ため込まないように実施します。
  • 15:00
    サービス新規導入の定例会
    対策したい不正の詳細やシステム構成などを議論します。
  • 16:00 
    開発作業
    データベース周りなど時間をかけるべきものは、まとまった時間をとり集中して開発します。
  • 18:30 
    勤務終了
    仕事終わりにはジムに行ってリフレッシュしています。

おもしろいこと・難しいことなど働くうえでこれまでに得た経験を教えてください。

限られた情報のなかから、不正を発見する過程は探偵のようでおもしろいです。また、不正対策の文脈とはずれてしまうかもしれませんが、アプリケーションを開発するにあたって、どれだけ効率的な処理をつくれるかを追求することにおもしろさを感じています。

扱うデータ量も膨大ですから、愚直に処理をしていくと非常に時間がかかる、遅いシステムができあがってしまいます。ここを効率化するのは個人的に好きなところですね。コンピューターもわかりやすくて、人間も使いやすい、そんなシステムが理想的だと感じています。

不正対策の分野は、対策をしてもいつかは破られるイタチごっこのような性質があります。そのため、常に最新の不正傾向を追うことが必要です。不正に対する知識は私個人でアップデートできるわけではありません。不正対策に取り組む別の部署と毎週会議を行い、現状のシステムでは検知できなかった不正にはどういう特徴があるのかといったテーマで議論しています。

仕事を進めるうえで、仮説を立てて開発、そして検証することはとても大切です。システムはつくったら終わりではなくて、その後いかに良くしていくかを考えることも非常に重要です。最初につくろうと思っていたものも、開発していくなかで「この機能よりもこの機能のほうが良いね」など変化していくこともしばしばあります。この過程を良いループで回していけるのもこの仕事の楽しいところです。

醍醐さんインタビューカット

入社して良かったと感じることはなんですか。

エンジニアの視点からすれば、一緒に働く周りの社員のレベルが非常に高いのは大きな魅力です。人は周囲のレベルに引き上げられるところもあります。集団としてレベルが高いなかで切磋琢磨できる環境は、自身の技術力を高めたいと感じているエンジニアにとっては最高の環境ではないでしょうか。

また、自分の専門領域が好きな人が多いことも魅力ですね。それぞれの領域で責任感を持ち、楽しく開発に取り組んでいる方ばかりだと思います。

自己研鑽として社内外で取り組んでいることはありますか。

Next.jsに関してはチームで誰も取り組んだことがなかったこともあり、社内の専門チームによる研修を受けています。

また個人的には、新しく発表された技術を積極的に試してみるようにしています。まだ何かをちゃんとつくるレベルではなく遊び感覚で触ってみる程度ですが…。こうした遊びも、新しい技術にすばやく慣れて、取り入れるためのトレーニングになっています。

チームでは勉強会を行うこともあり、持ち回りでテーマを決めて役立つ技術や知見を共有しています。勉強会の内容から実際のシステムに採用された例もあるので役に立っていますし、自分が全くアンテナを張っていなかった分野の知識がほかの人から紹介されると、新たな視点や学びがあって楽しいですね。

今後の目標を教えてください。

いまLINEヤフーでは全社的に「AIテックカンパニー」を目指すことを掲げています。不正対策のチームでも、機械学習の推論を通して不正を検知する取り組みも行っていますので、AI技術のキャッチアップに関しては個人的にも強化していきたいと思っています。

また、自分の課題はマネジメントスキルだと思っているので、今後伸ばしていきたいです。マネジメントスキルは、エンジニア以外の分野でも役立つスキルです。将来のキャリアの選択肢を増やすという意味でも、よりいっそう磨いていきたいです。

最後にメッセージを。

LINEヤフーは分野を問わず、技術そのものを楽しめる人にとってとても魅力的な会社です。仕事は人生のなかでもかなり大きなウエイトを占めるもの。せっかく長い時間を費やして取り組んでいくのですから、自分が楽しいと思える仕事を見つけることが大切です。多様な人材が活躍できる場がありますので、ぜひ挑戦してみてください。

醍醐さんインタビューカット

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