異業種からの転職でも、経験
を存分に発揮できる環境。
異業種からの転職でも、経験を存分に発揮できる環境。
山口 恵里奈(やまぐち えりな)2019年入社
アパレル会社を経てヤフーに中途入社。「Yahoo!ショッピング」にてマーケティングに携わる。
※この記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。
「Yahoo!ショッピング」 のマーケティングを担当しています。主なミッションは、ユーザーの購入回数と継続率を高め、サービスをより大きく育てていくこと。顧客属性を細かく切り分けて分析し、定着しにくい属性やLTV(Life Time Value) が高い属性にターゲティングして、効果的な施策を考えていきます。属性によって施策内容やアプローチ方法、プロジェクトメンバーも替わるため、試行錯誤しながら案件を進めています。
自分が企画したキャンペーンなどが無事にリリースされて、その結果が数字に反映されたときは「よっしゃー!」と、とてもうれしい気持ちになりますね。たとえばクーポンの企画で、ユーザーが一度購入した後に「もう一回買ってくれたらこのクーポンを使えます」といった「ワンモアクーポン」を企画してリリースしましたが、ユーザー一人あたりの注文回数の増加につながり、幸いにも良い成績を残せました。
また、私自身もECサイトでのショッピングが大好きなので、韓国など海外のECサイトからもヒントを得ることが多いです。
「Yahoo!ショッピング」はユーザーの母数が大きく、マーケティング効果が如実に数字に表れるので、自分が貢献できたと実感できるところに大きなやりがいを感じます。自分の仮説が立証されたかどうか、多くの人からフィードバックとして返ってくるので、自分自身納得しながら案件を進められています。自分の企画でユーザーの行動が変わり、いい体験をしたなと思っていただける人が多くなればなるほどやりがいにつながります。また、多くの部署があるので、プロジェクトにかかわる関係者の数もすごく多いです。
エンジニアやデザイナーの方たちとも一緒に仕事をする機会もありますが、とても新鮮でした。もちろん関係者が多いぶん、大変なこともありますが、自分がわかろうと努力さえすれば、丁寧に教えてくれます。そうやって大勢の人がかかわった案件がリリースできたときも、大きな達成感を得られます。
私は常に“思いやり”を意識しながら働いています。それは一緒に働くメンバーだけではなく、サービスの向こう側にいるユーザーに対しても、相手が何を考え、何を望んでいるのだろうと心を傾けることです。そうすることで、仕事環境や人間関係がより円滑になりますし、よりよいサービスをユーザーに届けられると思っています。
そのように考えるようになったきっかけは、前職での経験も大きく関係しています。前職はアパレル業界だったので、お客様と直接対面するシーンもありました。
当時の店舗研修では、実際にお店に立って販売を担当しましたが、お客様からの「こういう服が欲しい」といった要望を聞く機会も多くありました。その経験が現在でも生かされていると思います。
いたらないと思った点は謙虚に反省し、ユーザーが求めている理想的なものをつくれるように努力していきたいと思っています。
ConfluenceというWikipediaのような、知識や情報、社内のルールなどを共有するデータベースが充実しています。入社直後は特に、わからない用語をすぐに調べられてとても重宝しました。
もちろんわからないことはチームメンバーに聞けばすぐに教えてもらえますが、このように社内の情報整理がきちんとオンライン上の共有ページとして実現できている会社はとてもすてきだなと思いました。誰でも見られるオープンな環境にたくさんのデータが入っているので、とても助かっています。
いつかは自分でECストアを持ちたいです。そのために、モノ軸、サイト軸、顧客軸で幅広い知識を蓄えたいと思っています。だからこそレベルの高い環境で、まずはマーケティングのプロフェッショナルになり、売れる仕組みをつくれる人材になりたいです。大学生のころはECモールでマーケティングのプロになりたいと思い、就職活動を進めていました。結果的にアパレルの会社に入社しましたが、売る側としてお客様とダイレクトにやりとりできたことがとてもおもしろいと感じ、そこから自分もECで物を売ってみたいという目標に変わっていきました。
海外で流行っている商品を輸入することもおもしろそうなので、いつか夢が実現できるといいなと思っています。
私はアパレル会社から異業種に転職したので、入社前には不安もありました。しかし、自分がこれまで培ってきたスキルを生かし、この会社で何かを還元できるかもしれない期待のほうが大きく、「やってやるぞ!」という気持ちで面接に臨み、いまにいたります。
もちろん入社してから、自分の経験が本当に生かせるかどうか不安もありました。しかしLINEヤフーでは、合理的な説明ができれば、役職にかかわらずどんな提案にでも耳を傾けてくれますし、受け入れてくれます。
異業種の経験があるからこそ気づくこともあり、逆に当時の不安はいまの強みになっています。
そして、いま改めて感じることは、会社や自社サービスが好きな人であればあるほど、仕事を楽しんでいますし、成果を出しているということです。私はもともとECサイトでのショッピングが好きで、いまの仕事をしています。なかには「好きなことは仕事にしないほうがいい」という意見もあると思いますが、平日は生活の半分を仕事に費やすことになるので、私は自分の好きなことを仕事にしたほうが楽しいし、より毎日を有意義にできるのではないかと感じています。得意不得意だけでなく、自分が好きなことは何なのかと改めて考えてみると、自分に合った会社が見えてくるかもしれませんね。LINEヤフーは多くのサービスを持つ会社なので、これから入社を考えていらっしゃるみなさんも、きっと情熱をささげられるサービスが見つかるはずです。