村上 優太

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若手にもどんどん大きな仕事
を任せてもらえる、刺激的な
環境。

若手にもどんどん大きな仕事を任せてもらえる、刺激的な環境。

眼鏡をかけた男性が室内でカメラを見ています。背景にはガラスの壁と椅子があります。

村上 優太(むらかみ ゆうた)2017年入社
ヤフーにエンジニアとして新卒入社後、「Yahoo! JAPAN」アプリのバックエンドシステムの開発・運用に携わる。アプリの新規機能の開発や、脆弱性に対応する運用業務に従事し、テックリードとしてチームの技術的サポートも行う。

※この記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。

志望した理由を教えてください。

エンジニアというと、情報技術を大学で学んだ人が多いイメージかもしれませんが、私は大学の物理系学部出身で、感染症の数理モデルを研究していました。もちろん研究自体もやりがいがありましたが、研究室のサーバーを管理したり、企業と共同研究という形で企業間取引におけるデータ分析・モデル構築シミュレーションのためのプログラミングなどをしたりするなかで、徐々にシステムにも興味を持つようになりました。

そんな私が、たくさんの企業があるなかでヤフーに興味を持ったのは、自分にとって一番身近な存在だったからです。私が初めてインターネットに触れたのは「Yahoo!きっず」でした。また、研究室の先輩もヤフーに内定をもらっていた話を聞いていたこともあり、就職先を選ぶ際にはヤフーが真っ先に浮かんだんです。

もちろん、働く環境からみても、学びが最も大きい会社だと感じていました。インフラエンジニアとして働くのであれば、できれば大きなトラフィック環境で研鑽を積みたいと当時から思っていました。多くのユーザーが利用し、膨大なトラフィックを抱えるヤフーの環境は非常に魅力的でした。

村上さんインタビューカット

現在担当している主な業務内容や具体的な流れについて教えてください。

「Yahoo! JAPAN」アプリのバックエンドシステムを開発・運用しています。バックエンドエンジニアには、サーバー構築やデータベース構築、脆弱性への対応、プログラム開発などさまざまな業務があります。

私が担当しているのは、アプリの新規機能の開発や、脆弱性に対応する運用業務。また、バックエンド開発を手掛けるチームのテックリードとして、チームの生産性を最大化するためのメンバーへの技術的なサポートのほか、どんな技術を使うべきかの判断もしています。
チームとしてどこから課題に取り組むのかといった優先度をつける作業や、他職種・部署からの問い合わせも、まずは私が受けています。

私は物理学系学部出身なので、情報システム系出身者と比べれば、圧倒的に知識も経験も少なかったのですが、新卒向けの研修が充実していたのでスムーズに業務に移行できました。社会人の基本を学ぶビジネスマナー研修のほか、エンジニアとしてLinuxの基本的な知識やサーバー運用に関する研修、社内で使われている開発言語の研修もありました。いまでも研修でこれは良かったと感じているのが、チームで開発に取り組む研修。入社前は個人でシステム開発などをしていましたが、チームで開発するとはどういうことなのかを学べたのは大きかったですね。チームで開発に携わるからこそ、一人では見逃してしまうような気づきや新しい発想が生まれる、そんなことを体感できました。

1日のスケジュール例

  • 10:00
    勤務開始
    メールやSlack、一日の予定などを確認します。
  • 10:30
    チーム朝会
    前日の進捗と当日の業務予定をチームメンバーと確認。
  • 11:30
    バックエンド朝会
    別チームのバックエンドエンジニアと直近の進捗やリリース予定などを共有します。
  • 12:00
    ランチ
  • 13:00
    サービス朝会
    サービスマネージャーや部長も含め、サービス開発運用案件の進捗を確認。
  • 13:30
    開発業務
    チームメンバーの成果物レビューやテックリードとしての調査対応業務などもこなします。
  • 16:00
    定例会
    技術選定やシステム改善などについて、メンバー間で議論する時間を定期的に設けています。
  • 17:00
    開発業務
  • 19:00
    勤務終了
    リモートワークなので、趣味や家族と過ごす時間を充分にとれています。
村上さんインタビューカット

おもしろいこと・難しいことなど働くうえでこれまでに得た感触を教えてください。

私が携わっている「Yahoo! JAPAN」アプリは、Web版のトップページと並ぶいわば“ヤフーの顔”のような存在です。ユーザー数も多く、小さな機能の追加や、たった1行のソースコードの変更でも多くのユーザーに価値を提供できる仕事です。責任も重大ですが、だからこそのやりがいがあります。

また、自然災害や重大なニュースなど世の中で大きな関心事が起きた際には、最新の情報を求めて通常よりも多くのユーザーが「Yahoo! JAPAN」アプリやメディアサービスを利用します。バックエンドシステムでは大量のリクエストが発生するので、こうした事態に備えてシステム設計や運用を考えていくのもこの仕事ならではのおもしろさです。

また、若手にもどんどん責任ある仕事を任せてくれる社風です。私の場合は、2年目でサーバーサイドのシステム刷新に携われる機会を得ました。レガシーになってきた会社のシステムを、将来を見据えてモダンなシステムにアップデートしていくプロジェクトで、「会社の顔を支えるシステムに対して、2年目の若手が意見を言える機会なんてなかなかない」と興奮しました。

ただし、自分の意見があれば、それをロジカルにきちんと説明できるスキルは当然ながら求められます。私は物理という、いわばシステムエンジニアとは無縁の世界からの就職でしたが、課題解決のための考え方やプロセス、言語化するトレーニングは、確実に仕事の面でも生きているなと感じています。

仕事を進めるうえで意識していることはなんですか。 

どんな業務でも自分なりの楽しみを見いだすことです。人は楽しいことをやっている間は、何をしていても気分がいいし、前向きに取り組めます。けれど、仕事を続けていくなかで、みんなが嫌がるけれども誰かがやらなければならない作業やタスクも当然ながら発生します。私自身は、こうした仕事に対しても、ただの作業ではなく新たな学びを見いだすチャンスとしてとらえるように意識しています。

また、日々の仕事だけでなく終業後の時間でも、なるべく多くの情報をインプットするように心がけています。有益な情報があればチームメンバーとシェアすることも大切にしています。Webの知識は日進月歩。今日の当たり前が、来週にはレガシーと言われてしまう可能性がある世界です。広い視野でさまざまな技術に関する情報を整理しインプットして、いつでも使えるように引き出しを増やしていきたいですね。

村上さんインタビューカット

今後の目標を教えてください。

バックエンドエンジニアとして自分自身のスキルを高めて会社のサービス開発に貢献していくことが一つ。もう一つは、より大きなアウトプットを出すために、テックリードの立場からマネジメント寄りの視点も交えてチーム全体のスキルの底上げや他メンバーとの連携をスムーズにし、より成果を上げられる体制を構築したいと思っています。

最後にメッセージを。

バックエンドエンジニアの視点で話をするなら、LINEヤフーはほかでは経験できないようなトラフィックを経験できる非常に学びの多い現場です。開発面だけでなく、運用面でも大きな経験値を積めるでしょう。経験が積めるという点では、バックエンドエンジニアに限らず、他の領域でも同様です。周囲には、当初は機械学習エンジニアを志望していたけれど、フロントエンドエンジニアに配属され、「こんなにおもしろい世界はない」とバリバリ活躍している同期もいます。「やってみたいけれど専門性がないから難しいのでは?」と思っている方がいるなら、ぜひ臆せずチャレンジしてみてほしいです。

私自身、専門外からバックエンドエンジニアの世界に足を踏み入れた一人です。社内にも、専門外からエンジニアになった社員はたくさんいます。肝心なのは、何かに打ち込んだ経験と、そこから得られたスキルや課題解決のためのプロセスを考え出す力です。LINEヤフーには多種多様なサービス、才能を持つ人がいる会社です。まだ何がやってみたいかわからない人も、思いもしなかったような経験が待っているかもしれません。ぜひ、この刺激的な環境で、一緒に大きく成長してみませんか?

村上さんインタビューカット

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