松井 真子

engineer

エンジニアでも、技術以外の
さまざまな領域に挑戦できる

エンジニアでも、技術以外のさまざまな領域に挑戦できる。

白い服を着た女性が微笑んでいます。背景には窓と夜景の光がぼんやりと見えます。

松井 真子(まつい まこ)2018年入社
ヤフーにエンジニアとして新卒入社後、「Yahoo!ショッピング」のネイティブアプリやシステム開発に携わる。

※この記事は、2022年に取材・掲載したものを一部修正して再掲載しています。サービス名称や所属は取材当時の内容です。

現在担当している主な業務内容や具体的な流れについて教えてください。

大阪グランフロントのオフィスを拠点に4つのアプリやシステムの開発を担当し、主に、「PayPayモール」(2022年にYahoo!ショッピングに統合)Android版アプリの機能開発、「Yahoo!ショッピング」に出店されているストア向けのiOSアプリ開発などに携わっています。特に、出店されているストア向けアプリの開発ではエンジニアが実装する機能を考えて、仕様やベースとなるデザインを検討し、開発しています。

具体的には、ブラウザで登録されている商品の値段変更・商品の陳列システムをiOSアプリにも実装して、ブラウザベースと同様に機能を使えるようにする開発です。現在はPCでの利用を前提としたシステムになっているため、外出先でスマートフォンを使い簡単に操作できる便利さを持つアプリ版への移行を進めています。

開発では、Web版の機能を見ながらアプリならではのデザインや仕様について考え、デザイナーに依頼します。「Yahoo!ショッピング」では基本的にディレクターとエンジニアで役割分担されていますが、ストア向けのiOSアプリのチームは「Yahoo!ショッピング」と比べて規模が小さく少人数で構成されています。そのため、エンジニアである私も「ぜひディレクションをやらせてほしい」とお願いして関わらせてもらっています。

松井さんインタビューカット

1日のスケジュール例

  • 9:50
    勤務開始
    Slackやメールの確認、アプリのご意見・ご要望で投稿されているメッセージを確認。
  • 10:00
    チーム朝会
    進捗確認や困りごとの相談や雑談で盛り上がることも。
  • 10:30
    コードレビューや開発する機能の資料整理、開発など
  • 12:00
    ランチ
  • 13:00
    Androidアプリワーキンググループのタスク作業
    Androidの新規技術の調査や、社内のSDKの開発を担当しています。
  • 14:00
    週1のチーム定例
    進捗や課題の共有をし、サービスやチーム内で改善点の話し合い、1週間の出来事や趣味の話もします。
  • 14:30
    1on1ミーティング
    上長と1対1で仕事での困りごとなどを話します。
  • 15:00
    開発作業
    開発する機能のデザインを考えたり、コードを実装したりします。
  • 19:00
    勤務終了
    終業後は家族と映画を見たり運動をしたりしています。

おもしろいこと・難しいことなど働くうえでこれまでに得た感触を教えてください。

アプリは仕様変更が行われたときに、ユーザーから使い勝手などの感想を直接フィードバックされるので、自分が実装した機能に対して良い反応をもらえた瞬間は特にうれしいです。

一方で、厳しい意見をもらうこともあります。そういった事案の対策として、改善点を考えて実行に移し、開発の芯の部分にチームメンバー全員がかかわるようにしています。

週に1回、リーダーと1対1で30分間さまざまなことをざっくばらんに話せる1on1ミーティングの時間などを活用し、他チームとの連携や課題などを相談しています。

すでにある程度かたちが決まっているサービスの改善に取り組むのは大変です。しかし、リーダーと対話する環境が整っているので、技術だけにとどまらず、ディレクションなどさまざまな領域にチャレンジできるところにやりがいとおもしろさを感じます。

仕事を進めるうえで意識していることはなんですか。

要望があった機能をそのまま実装するのではなく、「なぜユーザーがその機能が欲しいと思ったのか」「どういうシーンでアプリを利用するのか」までしっかりと考えています。 そして、考えたことを自分1人で完結するのではなく、チームメンバーに共有して意見を聞き、課題の本質を理解し合い、ユーザーファーストなサービスを提供できるように心がけています。

その一環として、メンバー同士で週に2時間Zoomに集合し、さまざまなディスカッションを行う時間を設けています。エンジニアがデザインの勉強をするなど、職種の枠を飛び越えた学びを共有できているのは、とても良い相乗効果が生まれていると思います。

よく利用している、あって助かる会社の制度はありますか。

一番助かっているのは「F(エフ)休暇」です。これは女性社員が女性特有の疾患もしくは心身の不調、または不妊治療を理由として取得できる休暇で、私は月経困難症の症状が重く、気分が悪く吐いてしまったり、あまりの痛みにベッドから起き上がれなかったりする日もあります。

上長が男性でも直接的な表現ではなく、体調不良として申請ができるので、女性の働きやすさがサポートされたとても助かる制度です。

松井さんインタビューカット

入社して良かったと感じることはなんですか。

私は大阪オフィス所属なのですが、 LINEヤフーは日本のどこに住んでいても働ける制度が整っており、生活の一部に仕事があるような、そんなワークライフバランスのとれた働き方が実現できます。最近キャンピングカーを買ったので、車で日本各地さまざまな場所に赴きながら仕事をしたいと思っています。また、人事制度は働きやすい環境整備のために日々改善されているため、この先もどうなるかが楽しみですね。毎日本当に楽しく仕事ができています。

今後の目標を教えてください。

業務で「これだけは絶対に任せてください!」と言える柱を一つ持ちたいと思っています。
さまざまなアプリにかかわってきた経験と、プロジェクトチームでのAndroidの知識を基盤にして、これからも誠実に業務に取り組みたいです。
そのうえで「この機能はWebもiOSもありますから、全部私に任せてください」と業務を一手に引き受けられる存在を目指したいですね。

大学・大学院のときに、アイデアソンやHack Uなどのハッカソンに積極的に参加していて、リーダー的ポジションを務めていました。そうした経験からマネジメントにも興味があるので、技術力を上げ、自信が持てた際にはリーダー業務にも挑戦してみたいです。

最後にメッセージを。

個人的に学生のうちにやっておけば良かったと思うのは、英語の勉強です。海外のイベントでの発表はもちろん英語ですし、技術書の多くも英語で書かれているので、ある程度の英語力はあったほうが良いと思います。

プログラミング言語は、仕事で必要なReact(TypeScript)もAndroid(Kotlin)もiOS(Swift)もチームでの開発で必要になってから勉強を始めました。先輩たちのサポートのおかげもあり、新規サービスをリリースできるくらい、しっかり活躍できる技術力を身につけられました。

なので、学生である現時点での技術力を不安に思う必要はありません。無理に技術の習得に力を注いで辛い気持ちになってしまうくらいなら、入社してから必要になったときに習得すれば良いと思います。

それよりも、いま目の前の学業や研究、また勉強以外にもやりたいことがあれば全力で取り組んでください。若いうちのさまざまな経験が、良いサービスの開発やクリエイティブの糧になると思います。

松井さんインタビューカット

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