すべての世代にインターネットが普及し便利になる一方で、偽情報や誤情報、誹謗中傷といった問題が広がっています。また、SNSの犯罪への悪用が社会問題化しています。
LINEヤフーでは、ユーザーの皆さまが安心してインターネットを利用できるよう、不適切な情報発信への対策を講じるとともに、リテラシー向上に向けたさまざまな取り組みを行っています。
LINEヤフーは、インターネットやSNSにおけるユーザーのICTリテラシー向上を目指した官民連携プロジェクト「DIGITAL POSITIVE ACTION」に参画しています。
企業団体と協業し、ICTリテラシーの向上に向けた取り組みを積極的に推進していきます。
本協会は、児童ポルノ画像が掲載されたサイトに関するアドレスリストの作成・管理を行うなど、インターネットを通じた違法コンテンツの流通を防止するために、民間事業者等が講じる各種取り組みを支援することを目的とした団体です。
LINEヤフーは、本協会の運営において中心的な役割を果たし、インターネット業界で主導的な役割を担っています。
LINEヤフー八戸センターでは、政策企画部門と連携して「八戸IT・テレマーケティング未来創造協議会」を通じた子どもを守るインターネットセーフティ事業を展開し、講師派遣事業などの活動を行っています。2024年度までに50回の講座を実施し、約6,600名を対象としました。
LINEヤフーは、横浜家庭裁判所が行っている「SNSのリスクと適切な活用を考える講習」に講師を派遣しています。
加害者となってしまった少年やその保護者が、インターネットの特性や情報の公開・伝搬について親子で学び、考えることで、ネットの特性を理解した上で適切に活用し、将来の可能性を広げていくことを目指しています。
「SNS型投資・ロマンス詐欺被害仮想体験ツール」は、LINE公式アカウントを利用して、生成AIが扮した架空の犯人とのやりとりを「LINE」上で疑似体験することのできるツールです。「SNS型投資・ロマンス詐欺」の被害件数が急増している状況を受け、香川県警とソフトバンク株式会社の連携のもと開発されました。
このほかにも、香川県警、香川大学、ソフトバンク株式会社が連携し、被害が増加しているオレオレ詐欺のアプリの開発が行われるなど、「LINE」を用いた詐欺防止活動への取り組みが進められています。
LINEヤフーでは、運営する主要な投稿型プラットフォームサービスにおける誹謗中傷などの不適切な投稿への対応を積極的に実施しています。
また、対応状況をまとめた「メディア透明性レポート」や、「LINEヤフーセキュリティポータル」「LINE セーフティセンター」などを通じて、安心してサービスをご利用いただくための取り組みに関する情報発信にも努めています。
2025年2月7日には、2025年のセーファーインターネットデーの開催に合わせ、また「DIGITAL POSITIVE ACTION」における当社の取り組みの一環として、情報空間の健全性確保のための取り組みについての特設サイトを公開しました。
2025年6月更新