コミュニケーションアプリ「LINE」は、安心・安全な利用環境の実現に向け、さまざまな取り組みを継続的に実施しています。
近年は、SNSを悪用した詐欺行為等に警戒が必要な情勢であることを受け、撲滅に向けた対応を強化しています。巧妙化・複雑化していく詐欺の手口に対しても、引き続き関係機関と連携しながら取り組んでまいります。
2023年12月から、警察庁・金融庁と連携し、投資詐欺の手口や対処法を説明するページを公開し、注意喚起を開始しています。2024年3月には、さらなる注意喚起を目的に、警察庁・金融庁・消費者庁・国民生活センターのご協力のもと、投資詐欺、送金詐欺、情報商材詐欺、闇バイトの手口や対処法を説明するページをまとめた特設サイト「LINEを悪用した詐欺にご注意下さい!」を公開しました。
2025年3月17日には、新たに「SNS型投資詐欺」「ロマンス詐欺」をテーマにしたショートアニメを「LINEヤフーセキュリティポータル」およびYouTubeチャンネルに公開しました。
LINEヤフーでは、ユーザーのセキュリティ意識の向上を目的に、日常に潜むセキュリティの脅威や注意すべきポイントを動画などでわかりやすく解説しています。
今後も「LINE」内の各告知枠、LINE公式アカウント、公式SNS等を通じて、ご利用の皆さまへの注意喚起を行うほか、特設サイト上のコンテンツについても更新を続けてまいります。
各サービスの特性を鑑み、システム検知と人の目によるモニタリング(※)を強化しています。不適切な行為が発見された場合は、アカウントの利用停止などの対応を実施します。
※ 通信の秘密にあたるため、1:1トーク・グループトークの内容に関しては、「通報」されたものに関してのみ部分的な確認を実施しています。同様に、LINE公式アカウントに関しても「すべての友だちに送られる一斉送信メッセージ」、「LINE VOOMの投稿」、「プロフィール」など、部分的な確認を行っています。
以前から、友だち以外のユーザーからグループトークに追加された際、トークルーム上に注意喚起が表示される仕組みを設けています。また、「LINE」悪用者の行動傾向を分析し、悪用されうる類型のグループ作成を制限しています。
2024年6月からは、友だち以外のユーザーからグループトークに追加された際、1:1トーク開始時、アカウントの友だち追加時(プロフィール)に「LINEを悪用した詐欺にご注意ください」という注意喚起を表示しています。
その他、「LINE」の機能として、ユーザー間のトークにおいて迷惑行為が発生した場合に備えた「通報」機能や、友だちではない知らない相手からのトークやグループ招待を防ぐことができる「メッセージ受信拒否」、相手からのメッセージなどを受信することができなくなる「ブロック」機能などを設けています。
投資詐欺への悪用が疑われるオープンチャットの削除や、ユーザーのサービス利用停止措置の強化を行っているほか、オープンチャットを利用する全ユーザーおよびオープンチャットの管理者に対して定期的に注意喚起を実施しています。
2024年6月からは、オープンチャット参加時に「LINEを悪用した詐欺にご注意ください」という注意喚起を表示しています。
また、オープンチャットに特化した注意喚起ページも公開しています。
2024年5月から、LINE公式アカウント(未認証アカウント)を友だち追加する際、「LINEを悪用した詐欺にご注意ください」という注意喚起を表示しています。
2024年7月には、LINE公式アカウント開設時の認証強化と、LINE公式アカウント(一部の未認証アカウント)のトークルーム上部に「このアカウントは未認証アカウントです。投資など金銭に関連するメッセージには十分注意してください。」という注意喚起の表示を開始しました。
特に注意すべきであると判断した領域において、広告掲載前の審査および掲載開始後のモニタリングを強化しています。また、広告掲載前・掲載後にかかわらず、必要に応じて広告主の本人確認を実施しています。
2024年5月に、1:1トーク、グループトーク、LINE公式アカウントでの通報時に選択いただく通報理由に「なりすまし」「詐欺」の項目を追加しました。項目を細分化することによって、モニタリングによる対応をさらに強化して実施しています。
【参考】通報方法 : 投資に勧誘された...それ、詐欺です!
上記ページ内「詐欺から身を守る方法」の「知らない人を友だち追加するときの注意点」をご確認ください。
「LINE」のバージョン14.8.0以上が対象となる機能もございます。ご利用の「LINE」のバージョン情報の確認について、くわしくは「LINEのバージョンを確認/アップデートする」をご確認ください。
2025年6月更新