リアルな絆を育む「Cha-Chat Tuesday」

社員が集まりオフィスで飲食を楽しむ様子

こんにちは。福岡でDevRelを担当している永吉です。
今回は、LINEヤフー福岡オフィスで取り組んでいるエンジニア間交流イベント「Cha-Chat Tuesday」をご紹介します。

福岡オフィスはどんなところ?

福岡オフィスは、多様なバックグラウンドを持つエンジニアが集まる活気ある拠点です。アプリ開発やサーバーサイドエンジニアリング、データサイエンス、インフラなど、幅広い専門分野のプロフェッショナルが在籍しています。特に福岡オフィスの特徴として、英語話者が多数在籍しており、国際的な視点を持つエンジニアリングチームが形成されています。さまざまな文化を背景にしたプロジェクトが進行し、業務においては翻訳や通訳を活用することで言語の壁を感じることはありません。

しかし、オフラインでの交流となると、言語の壁がコミュニケーションの障害となることもあります。また、合併後に同じ会社の一員となったメンバー同士でも、面識がないために話す機会が少ないという課題もあります。さらに、リモートワークが進む中で、オフラインで人と会う機会が減少している現状があります。こうした背景から、エンジニアたちが「リアルなコミュニケーションの場が欲しい」との声を上げたことが、「Cha-Chat Tuesday」発足のきっかけとなりました。このイベントは、エンジニア同士の交流を深め、新たなつながりを生み出す場として機能しています。

Cha-Chat Tuesdayとは?

2024年2月から毎月1回開催している社内懇親会で、LINEヤフーのエンジニアであれば誰でも参加可能なイベントです。このイベントは、参加者が食事や飲み物を楽しみながら交流を深める場として設けられています。最近では、ライトニングトーク(LT)も取り入れ、地元の紹介や業務内容のプレゼンなど、幅広いテーマでおこなわれています。参加者同士が共通の話題を持ち、普段業務では関わらないメンバーともコミュニケーションが取りやすくなっています。

イベント名の「Cha-Chat」は、「ちゃちゃっと終わる」と「chat(おしゃべり)」を掛け合わせたもので、当初は「そのあとみんなで飲みに行くための0.5次会」というコンセプトで始まりました。現在では、食事や飲み物を楽しみながら、遅くまで話が尽きない1次会+2次会のイベントのように進化しています。このように、Cha-Chat Tuesdayは、エンジニア同士の新たな交流の場として、盛り上がりを見せています。

イベントがもたらす効果

東京から福岡に移住したエンジニアが、知り合いがいなくて困っていたところ、このイベントを通じて友人が増えたというエピソードがあります。この方とのオフラインでの交流を通じて、「福岡のPythonコミュニティを巻き込んだ勉強会を開催したい」という相談が寄せられました。そして、実際に勉強会を開催することができました。このCha-Chat Tuesdayをきっかけに、Python Meetup Fukuokaが開催され、新たなつながりが生まれています!

また、Cha-Chatに参加したメンバーと話す中で、他のイベントでの登壇を引き受けてくれたり、イベントのコミュニケーターとして活躍してくれるようになったりと、他のコミュニティとのつながりも広がっています。このように、Cha-Chatはエンジニア同士の交流を深めるだけでなく、我々DevRelもこのCha-Chatを通じて、新たなメンバーと知り合い、彼らのアイデアから実現をサポートできるような動きもできるようになっています。

イベント後には参加者で飲みに行く流れも定着しており、「Cha-Chatが久しぶりに仲間とオフラインで交流を深める良い機会になっている」という声が多く寄せられています。職場を超えた友情や協力関係が築かれ、業務の枠を超えたコミュニケーションが促進されています。

社員が集まりオフィスで飲食を楽しむ様子

今後の展望

現状、同じ拠点にいるとはいえ、まだ全員にこのイベントの存在を知ってもらえているわけではありません。社員数が非常に多いため、情報が行き届いていないのが実情です。まずは、社員にCha-Chat Tuesdayを知ってもらい、「おもしろいことをやっているな」と興味を持ってもらい、壁を感じずに気軽に参加できるイベントを目指しています。

そのために、イベント内ではライトニングトーク(LT)以外にもさまざまな企画をおこなっています。たとえば、夏にはオフィス内でスイカ割りを実施するなど、参加者が楽しめる企画を考えています。まずは、このイベントに「参加したい」と思ってもらえることが第1フェーズですが、将来的には「来るのが当たり前」となるような、コミュニティとしての位置づけを目指しています。

Cha-Chatを通じて、ローカルなイベントや施策をさらに生み出し、英語話者の多い拠点としての特徴を活かし、福岡市とのコラボイベントなどを考えることで、福岡ならではの魅力を発信し、より多くのエンジニアが参加する場を提供したいと考えています。

イベントでスイカ割りをしている様子

参加者たちの声

参加者たちの声を紹介します。参加者からの感謝の言葉や期待の声が、イベントの価値をさらに高めています。

  • このようなイベントがなければ、本当に出社しても誰もいないので、とても感謝しています。これからもぜひ参加したいです。
  • 私はネットワークエンジニアなのですが、Cha-Chat Tuesdayが、ソフトウェアエンジニアの方とお話しできる貴重な機会となっています。業務に活かせるお話を聞くこともできています。ぜひ今後とも継続いただけると嬉しいです!(福岡拠点の外国籍エンジニアの方と仲良くなりたいので、次回は話しかけたい!)
  • いつもCha-Chatの準備ありがとうございます。旧LINEと旧ヤフー間の交流ができる数少ない機会なので、今後も参加していきたいです。毎回新しい企画を考えていただいていて、いつも楽しみです。
  • アイスがあって嬉しいです!同僚とも話ができてすごく楽しかったです!いつもありがとうございます^^
  • スイカ割り開催ありがとうございました!大人になって、しかも会社で経験できるとは思ってもいませんでした。いつも楽しい会をありがとうございます。
  • いつもありがとうございます。楽しい時間を過ごさせていただいています。

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