BEENOS株式会社に対する公開買付けの開始予定に関するお知らせ

プレスリリース

LINEヤフー株式会社(以下、LINEヤフー)は本日、BEENOS株式会社(以下、BEENOS)を公開買付者の完全子会社とすることを目的とする一連の取引の一環として、BEENOSの普通株式及び本新株予約権を金融商品取引法及び関係法令に基づく公開買付けにより取得することを決定いたしましたので、お知らせいたします。
※詳細については、本日公開の適時開⽰をご確認ください。
URL: https://www.lycorp.co.jp/ja/ir/news/auto_20241219541161/pdfFile.pdf

LINEヤフーは、2023年10月にLINE株式会社やヤフー株式会社などのグループ会社による再編を経て誕生した、日本最大級のテックカンパニーです。『「WOW」なライフプラットフォームを創り、日常に「!」を届ける。』をミッションに掲げ、検索・ポータル、Eコマース、メッセンジャー、広告など、多様な領域において事業を展開しています。LINEヤフーは、取扱高1兆円のリユース事業を展開しており、2023年11月には「ヤフオク!」を「Yahoo!オークション」に、「PayPayフリマ」を「Yahoo!フリマ」に、それぞれサービス名を「ヤフー」ブランドに統一しました。これにより、サービス間での連携を一層強化しています。
BEENOSは、「日本と世界を繋ぐグローバルプラットフォームを創る」というビジョンを掲げ、人・モノ・体験を「日本から海外へ」「海外から日本へ」と双方向に繋ぐ架け橋となる“グローバルプラットフォーム”を、企業や個人に提供することで国境を越えたビジネス展開を支援しています。その中でも、BEENOSの子会社tensoが運営する海外居住者向け商品の購入サポートサービス「Buyee」は、長期にわたって日本国内の商品と海外からの購入者をつなぐ重要な役割を果たしています。その他、BEENOSの子会社BEENOS Entertainment株式会社が、エンターテインメント業界向けに特化したECプラットフォーム「Groobee(グルービー)」の提供や、日本のアーティストグループの公式グッズの販売サイトを運営する事業を行っています。

LINEヤフーは、BEENOSを完全子会社とすることで、越境ECを中心とした新たな事業シナジーを推進してまいります。
具体的な取り組みとして、LINEヤフーが提供する各コマースサービスを通じて、海外でニーズが高い国内商品の販路を拡大します。また、タイなど東アジアの一部で高い利用率を有する「LINE」とも連携を図ることで、海外ユーザーへのアプローチを行うことができ、顧客層の一層の拡がりが期待できます。
さらに、越境EC市場におけるBEENOSのノウハウや知見をとりいれ、両社が共同マーケティング活動を展開することで、「Buyee」をはじめとしたBEENOSのサービスとLINEヤフーのサービスの間でさまざまなシナジー効果が期待できます。
加えて、LINEヤフーが提供する各サービスと、BEENOSが展開するエンターテインメント事業との連携も検討してまいります。

両社が連携して事業を推進することで、企業価値の向上に努めてまいります。

LINEヤフーのサービスを、BEENOSの日本と世界をつなぐ知見を最大限活用して、世界のユーザーに届けていきます。

対象会社 BEENOS株式会社(証券コード:3328)
取得方法 株式及び新株予約権の公開買付け(TOB)
*TOBが成立し、全株取得に至らない場合は、株式売渡請求または株式併合の手続きを実施
公開買付の期間 2025年2月末を目途に本公開買付けを開始することを目指しておりますが、国内外の関係当局における手続等に要する期間を正確に予想することは困難であるため、本公開買付けの日程の詳細については、決定次第速やかにお知らせいたします。尚、TOB期間は原則30営業日ですが、60営業日まで延長される場合もあります。
買付価格 普通株式:1株あたり 4,000円
(プレミアム 12月18日終値:+18.69%、1ヶ月平均:+14.88%、3カ月平均:+30.46%、6カ月平均:+44.35%)

新株予約権:
第11回新株予約権:1個につき金226,300円
第12回新株予約権:1個につき金292,900円
第13回新株予約権:1個につき金292,900円
第14回新株予約権:1個につき金27,000円
第15回新株予約権:1個につき金14,740円
第16回新株予約権:1個につき金166,100円
買付予定数 買付予定数:13,452,923株
買付予定数の下限:8,882,500株(BEENOS取締役が保有する譲渡制限付株式と合わせて、BEENOSの株主総会において特別決議を成立させることを可能とするために必要な株式数)
買付予定数の上限:なし
買付代金の総額 約540億円
買付資金の調達方法 手元資金にて充当
その他 BEENOSが設置した特別委員会による答申を受け、2024年12月19日開催のBEENOSの取締役会において、本公開買付けに賛同する旨の意見を表明するとともに、BEENOSの株主の皆様及び本新株予約権者の皆様に対し、本公開買付けへの応募を推奨する旨の決議がなされている。
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