萩原 直輝

ゴールボール

ゴールボールの魅力を届けるために、結果を残したい。

ゴールボールの魅力を届けるために、結果を残したい。

1996年生まれ。東京都出身。2016年にゴールボールを始める。2020年入社。

2024年Goalball Nations Cup 2024 準優勝、パリ2024パラリンピック 優勝
2023年マネードクター2023日本ゴールボール選手権大会 準優勝
2021年ジャパンパラゴールボール競技大会 優勝
2019年チャイナオープン 3位、マネードクター2019日本ゴールボール選手権大会 6位

ゴールボールとの出会いを教えてください。

18歳のときに、視覚系疾患レーベル遺伝性視神経症と診断されました。
病院の先生にパラスポーツを紹介され、ゴールボールの強化合宿を見に行ったのですが、そこで同い年で、同じ疾患の選手に出会ったんです。その選手から「今度一緒にゴールボールをやろう」と誘われたのがきっかけで、競技を始めました。
その後、所沢にある障がい者施設でマッサージや鍼灸の勉強をしながらゴールボールに熱中し、日本代表強化指定選手にも選ばれました。

どんなところに注目してほしいですか。

ゴールボールはパラリンピックの正式種目ですが、オリンピックにはないパラ独自のスポーツです。3人対3人で行うチームスポーツで、相手ゴールにボールを入れて、より多くの点を取ったほうが勝利します。


この競技の魅力は、「アイシェード」という目隠しをしてプレーするところだと思っています。視覚的な見え方は、障がいの有無を含め人それぞれ異なりますが、アイシェードをすることで誰もが平等な条件でプレーすることができます。
アイシェードをすると全く見えなくなり、その平等な条件のなかで思いっきり体を動かしたり、仲間とコミュニケーションを取ったり、相手が投げてくるボールを止めたりするのがとても楽しいです。この、ディフェンスする場面にもぜひ注目してください。

応援してくれる方へメッセージを。

いつも応援をありがとうございます。主要大会で結果を残して、ゴールボールの魅力を届けられるように精一杯頑張ります。
また、もしどこかでゴールボールの体験会などがあったらぜひ参加してほしいです。目隠しのアイシェードをつけて体を動かすことは少し怖いかもしれませんが、ゴールボールの魅力を感じるだけでなく、他者とのコミュニケーションが取れて、視覚障がいへの理解も深まると思います。
みなさん、これからもゴールボールという競技をぜひ応援してください!

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